私なりにウイニングポスト8に登場する配合理論と系統確立について、注意点も含めて記してみました。
※他攻略サイト様の記事と被ったり、情報の質・量で劣ると思いますので、より詳しく調べたい方は攻略サイト様をご覧ください。
※攻略サイト様に関しては、私が勝手にご紹介あるいは引用することは失礼に当たると思います。googleにて「ウイニングポスト8 攻略」または「ウイニングポスト7 攻略」で出てくるサイト様をご参照ください。
●配合理論の種類
まずは種類の羅列をしてみたいと思います(おそらくこれで全部です)。
◎血脈活性化配合
◎ニックス
◎インブリード
◎ラインブリード
◎メールライン活性配合
◎ボトムライン活性配合
◎SP系統・ST系統昇華配合
◎母父○
◎活力源化因子
◎活力補完
◎隔世遺伝
◎稲妻配合
◎疾風配合
◎サヨナラ配合   ←この記事ではこれを扱います。
◎お笑い・お似合い配合
◎三冠配合
他、因子活性、そして今回は牝系の特性が絡んできます。牝系の特性に関しては私はまだよくわかっておりませんので、割愛します。わかり次第、別の記事にまとめたいと思います。
では、それぞれの配合について、できる限り画像を交えて例を示しながら、紹介していきたいと思います。
その際には、私がよくプレイする爆発力を重視した配合を目指す場合の注意点についても書ければと思います。
●サヨナラ配合の成立条件と効果
サヨナラ配合には、通常のサヨナラ配合と、強化版であるWサヨナラ配合の2種類があります。
通常のサヨナラ配合は、地域においてその種牡馬のみが当該子系統に属する種牡馬であること、そしてその種牡馬の年齢が23歳以上である、という2つの条件が必要になります。
要は、その地域で絶滅寸前の子系統に属している種牡馬、ということです。
サヨナラ配合というネーミングも納得です。
例をご覧ください。


画像は、父・サウンドトラックさん(25歳)と、母・タケフブキの配合です。
サウンドトラックは、貴重なザボス系最後の種牡馬で、ゲーム開始初年度のみ種付け可能、82年末には即引退という、メタルスライムのような種牡馬です。
通常のサヨナラ配合は、種牡馬側のみで成立条件を満たすことができるため、どの繁殖牝馬と配合してもサヨナラ配合がつくという利点があります。
気になる爆発力は、

5、ですね。
これに加えて、勝負根性、精神力、健康にボーナスがあるようです。
さて、次に強化版ともいえる、Wサヨナラ配合の成立条件です。

種牡馬は変わらずサウンドトラックさん(25歳)です。
変わったのは繁殖牝馬の方で、15歳以上かつ零細血統であることがWサヨナラ配合の成立条件となります。
この時、零細血統であるのは、繁殖牝馬自身のみで良いようです。
といっても、種牡馬も必然的に零細血統になっているはずですが。
爆発力は、

8、ですね。
これに加えて、勝負根性、瞬発力、パワー、精神力、賢さ、健康にボーナスと、サブパラが大幅に強化されます。
つまりは、柔軟性以外にはボーナスがつくという、破格の効果です。
●私的コメント
私自身はサヨナラ配合を〆配合に組み込んだことはありません。
しかし、色々なサイト様を拝見しますと、サヨナラ配合を組み込んでおられる方が結構多い気がします。
私は、何よりその成立までに時間がかかりやすそうという点が引っかかってしまって、敬遠してしまっています。
また、成立条件的に、メールライン活性配合Lv3やボトムライン活性配合Lv3と両立しません。
爆発力10 vs 8+サブパラ軒並み強化、どちらを取るのかはプレイヤーの好みや判断ということになるのでしょう。
Wサヨナラ配合を〆配合に組み込むお手軽手段として、これもやはり海外牧場を利用したテクニックがあります。
やり方は簡単で、プレイヤー自身の手で系統確立をした子系統を海外に決して輸出せず、日本で23歳になるその子系統種牡馬を米や欧州の自牧場種牡馬施設へ移すだけ、です。
そして、これもまた自牧場で大事に育てた子系統に属する15歳以上の繁殖牝馬を米や欧州に移すと、それだけでWサヨナラ配合成立条件を満たすことができます。
メールライン活性配合やボトムライン活性配合のテクニックによく似ていますね。
このあたりにも取捨選択の関係性が伺えます。
余談になりますが、過去作では、23歳で全ての種牡馬が引退という仕様だったため、本当に最後のワンチャンスでしか成立しないという、緊迫感のある配合でした。
それが、いつの頃からだったか忘れましたが、特殊な設定の史実種牡馬か、自牧場繋養の種牡馬であれば、27歳まで種牡馬を現役でいられるという仕様に変わり、最大5回もの生産チャンスが与えられるようになりました。
かつて親系統確立が無かったり難しかった時代は、気づいたら滅亡寸前の種牡馬を年齢ソートで見つけ出しては、自牧場牝馬全20頭に付けまくったりとサヨナラ祭りとでも言うべき事態がしばしば起こったものでした。
私自身、親系統確立が比較的容易になってからは、年齢ソート自体をほぼしなくなってしまいましたね。
そういことで近年のウイポでは、サヨナラ配合自体にサヨナラ状態で…いや何でもありません忘れてくださいw
dosute

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    よっしーっていいます!楽しくいつも拝見さしてもらってます。とっても勉強になるんですが、僕は今まで〆配合とかニックスとかなんも考えずにその場で配合して強い馬出そうとしてたんですが、配合理論を詳しく教えてくださるので、ちょっと何代か重ねて馬を作ろうかなと思ってます!
    ただ、アホなんで、どうしたら何代も重ねて馬を作れるかわかりません(笑)セオリーみたいなんがあれば教えてほしいです!どのように考えて配合されているのか、一応他のサイトも調べましたが、分からないです(笑)
    大変失礼ですがお願いします!

  • SECRET: 0
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    >よっしーさん
    いつも当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
    ご質問もありがとうございます。
    代を重ねて配合をしたい、とのことですが、私が〆配合を考える時に最も重要だと思うのは、完成図を形にすることです。
    たとえば、Excelなどの表計算ソフトを使って、完成予定の配合を表にします。
    そうすれば、代重ねをする時にしなければならない配合が決まってきますので、プレイしやすいと思います。
    といっても、よっしーさんがもしそういったことをしたことが無い場合、何が何やらと思うかもしれませんので、長くなりますがもっと説明します(やったことがあったらすみません)。
    まず、最初に、〆配合の父(〆父と言います)は、史実馬の中から好きな馬とか、爆発力が高くなりそうな馬を予め選んでしまうといいと思います。
    こうしますと、〆父の血統は、自分で作らなくても良く、〆母のみ生産すればよいので、少し簡単になります。
    私のお勧め〆父は、エルコンドルパサーです(もちろんご自身が好きな馬で構いません)。
    なぜエルコンドルパサーかというと、血統中に種牡馬因子がたくさんあり、爆発力を稼げるからです。
    また、エルコンドルパサー自身が強い競走馬で、能力が高いのもお勧めポイントです。
    ですから、そういった馬であれば、別の馬でもいいと思います。
    そして、〆父に選んだ馬の血統表を、できればExcelなどに打ち込むのをお勧めします。
    そうしますと、あとはその〆父にどんな〆母を合わせるかを考える段階です。
    私の場合、この時Excelに色々と打ち込みながら、どういう〆母にするか試行錯誤します。
    血脈活性化配合や母父○など配合理論をできる限りたくさん入れるのが私は好きですが、ここら辺はプレイヤーの好みだと思います。
    自分が納得できる牝馬を作って配合してください。
    例として、トニービン産駒の強い牝馬(エアグルーヴなど)にサンデーサイレンスを付けて、できるだけたくさん強い牝馬を作ります。
    次に、このサンデー×トニービンの牝馬に、今度はブライアンズタイムを付けて、できるだけたくさん強い牝馬を作ります。
    その間に、トニービン、ブライアンズタイムをプレイヤーの手で系統確立させます。
    そうしてできた牝馬に、エルコンドルパサーを付けるというだけでもかなりかっこいい配合になると思います。
    ※トニービンやエルコンドルパサーは自己所有しないとすぐに種牡馬を引退しますので、自己所有してください。また、初めは血脈活性化配合1しか成立しませんが、年代が進むとサドラーズウェルズとサンデーが親系統確立して血脈活性化配合3にパワーアップします。

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ありがとうございます!Excel使ってみます!書き出すことがだいじですね!
    好きな馬グラスワンダーなんで、グラスワンダーに合う配合自分なりにかんがえてみます!

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >よっしーさん
    グラスワンダーいいですね!
    私的には、その、どういう配合にしようかなって血統表を見ながら考えている時が一番楽しいですw
    また気軽にコメントください。
    今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

  • はじめまして。書き込み失礼致します。
    配合についていろいろ調べています。
    「配合理論は種付け時ではなく、誕生時に決定する」のは理解しているのですが、
    例えば、
    日本以外では繁栄していない系統の23歳以上の種牡馬を日本で種付けして、翌年海外で出産した場合はサヨナラ配合は成立しているのでしょうか?
    ※日本ではサヨナラ配合でない場合です。
    もしご存知でしたら教えて頂きたいです。
    よろしくお願い致します!

  • >こうたさん
    はじめまして。
    いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。
    正直、検証したこともないですし、確証はありませんが、経験上、おそらく成立しているのではないかなと感じます。
    そういうケースで優秀な仔が生まれやすいと感じます。
    それとご質問とは直接関係ありませんが、27歳で引退した翌年はその種牡馬がいないのですが、データ上はまだ存在しており、サヨナラ配合が成立するようです。

  • ご返信ありがとうございます!
    経験や感覚的な部分でもご意見を頂けて大変参考になりました。
    目に見えない事も多くなかなか奥が深いですね。
    全て分かってしまうより、その方が楽しいのかもしれませんが。

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dosute