配合構築及び〆配合へ向けてのプレイングについて②

この記事は、普段私が行っている〆配合を目指すプレイについて、諸々解説した内容となります。
あくまで個人的な方法となりますので、下記の方法が絶対的に正しいとかそういったことは全くありませんので、予めご了承いただいてからお読みください。
さて、内容は次のように各章に分けて記述されています。
プレイの下準備
②〆配合を考える
③〆配合のために系統確立をする(実際のプレイ)-1-2、-3
この記事は②について記載しています。
②〆配合を考える
POINT1:〆配合を考える時には、Excelなどの何らかの表にできるツール、プログラムを使うと楽です。

上記画像はExcelで作った2016の4周目〆配合完成予定図です。
着地点・ゴールをいつでも見られるようにしておくことは、〆配合を目指す上で非常に重要だと考えます。
画像では、馬名以外に、誕生年、海外馬なら購入可能年、因子、緑色で3代前の親系統名、灰色と黄色の色分けで名/大種牡馬、などの必要な情報をセルに打ち込んであります。
また、右側には、成立想定の配合理論とその爆発力、備忘録として特に注意してやらなければいけないプレイングなどが記載されています。
この時に各種攻略サイト様や年代別セーブデータを活用します。
私はウイポをやる間隔が空いてしまうと、「あーこのデータって何やってたんだっけ」となることがあるのですが、このExcel表を開けば、大体今の年代で何をすべきなのかを再びイメージすることができます。
複雑な〆配合の場合、そのExcel表に進行状況を次の画像のように順次書き込んでいくことも有効だと思います。

上記画像は無印の2周目の〆配合の画像です。
何が書いてあるのか傍から見るとサッパリだと思いますし、私自身も今見ても訳が分かりません(画像に収まり切らなかったですが、もっと右側や下側にはさらに細かい注意書きなどが広がっています)。
しかし、プレイしていた当時は、これを見ることで現在位置を確認、次に実行すべきプレイをすぐに理解する助けになっていたのです。
個人のメモというのはそういうものなのだろうと思います。
POINT2:どんな〆配合にするのかを考えます。
時折、コメント欄でもご質問いただくのですが、その質問というのは、まずもって「どんな配合にすれば良いのか分からない」というものです。
これは、単純に自分がしたい配合にするのが一番だと思います。
例えば、爆発力40を狙うのか、自分の好きな種牡馬で〆るのか、自分の好きな牝系から構築していくのか、等々です。
それでも分からないという時に、いわば練習用として、爆発力などは抜きにして、個人的に最も構想しやすいと思うのが史実種牡馬と史実繁殖牝馬で〆る場合です。
この場合、〆の種牡馬と繁殖牝馬の血統は固定されていますので、比較的簡単に血統構築の構想を練ることができます。
そして、ついでに〆配合の完成予定図を表にする練習もしてしまうと良いのではと思います。
例として、オルフェーヴルとアパパネを配合してみようとしたらどうなるか、というのを考えてみます。

上記画像のようにオルフェーヴルとアパパネの血統表を見ながら、各セルを埋めていきます(馬の血統表は、ググれば大抵のものは出てきますし、年代別セーブデータで確認するのも一つの手です)。
実際には誕生年などもっと必要な情報も書き込んでいきます。
そして、この血統から判断して詰め込めそうな配合理論を考えます。
まず、ほとんどの場合、系統確立による種牡馬因子の増加は、プレイヤーが介入して盛り込むことができる配合理論第一番手です。
系統確立はプレイヤーによる介入がしやすい部分であるからですし、ウイポの醍醐味の一つでもあるからです。
種牡馬因子は塵も積もれば山となるということで、なるべく多くの系統確立を盛り込みたいところです。
この例では、ノーザンテースト、デピュティミニスター、メジロティターン~メジロマックイーン、ステイゴールド、キングマンボ~キングカメハメハ、など計7系統を確立させる予定にしてあります。
この辺りは、予定しているゲームの難易度、系統確立の難易度、そして自分の系統確立の腕に沿って、確立させる系統数などを調整します。
私の目安としては、難易度ノーマルだとして10年間で2系統くらいまでなら、ある程度余裕を持って確立させることができると考えています。
ただし、自己所有できない馬、史実産駒が全くいない馬、10年間で3系統狙う、などの要素があると、難しくなってきますので、要注意です。
系統確立の難易度の目安は、主に3つの観点から判断できると思います。
1)自己所有の可否≒種牡馬現役期間の長さ
2)史実産駒の有無(有ならその質と量)
3)能力や仔だしなどのパラメータ
特に1)の比重が大きく、極端な話、自己所有できるのであれば、つまり27歳まで種牡馬でいられるならば、どんな能力の馬であっても確立させることができると考えています。
2)と3)はあればあるほど楽になりますが、自家生産馬の数、物量作戦で補うことも可能な要素なので、やはり1)が重要です。
仮に1)が乏しい、つまり自己所有できない、かつ種牡馬現役期間が短い場合、2)の比重が非常に大きくなり、3)も十分無いと厳しくなってくる(自家生産で質の高い産駒を出す必要が出てくる)、というイメージです。
話を元に戻しまして、種牡馬因子の他、母父◎は系統確立の流れで成立させやすいので、こういった〆配合を組む際にはほとんどマストと言って良いでしょう。
比較的手軽ながら、爆発力4を加えることができます。
母父◎は上記画像で言うと、〆母父、すなわちアパパネの父であるキングカメハメハを系統確立させれば良いということになります。
それから、フォースニックスも確立させたいとして盛り込んであります。
この配合理論は、少しテクニックというか配合理論への理解が必要なので、まずはシングルやダブルから始めてみるなど、とにかく自分が狙ってどこまで成立させられるのか、練習しておくことが大切でしょう。
この辺り、諸々配合理論の性質や注意事項は、各攻略サイト様や当ブログの配合理論についてのページをご覧いただければと思いますので、省略します。
ただ、ニックス関係の成立に関するプレイの仕方については、次項の③で詳述します。
また、血脈活性化配合は、上記画像ですと、6系統止まりで爆発力4を加えることとなっています。
ここも、上級者になれば、ノーザンテースト系やデピュティミニスター系を親系統昇格させるなどして、さらに爆発力を2~4上げることが可能でしょう。
最後に、三冠配合は、〆父オルフェーヴルと〆母アパパネともに現実の競馬で3冠馬となった名馬中の名馬であり、ゲーム内でも十分3冠を取れる能力ですから、成立前提で盛り込めます。
こんな感じで、ひとまずこの記事で主張したいことは、練習としてなら簡単な史実馬×史実馬同士の配合からでも良いので、〆配合を表にして具体化しておくとプレイが捗る、ということです。
慣れてくれば、上記のように予めいる馬で〆配合を組むのではなく、盛り込みたい配合理論から逆算して、必要な馬を攻略サイト様の情報や年代別セーブデータから探し、パズルを組むように血統表を埋めていく、というような作業工程になってくるのではないかと思います(私はそんな感じでした)。
長くなってきましたし、次の③〆配合のために系統確立をする(実際のプレイ)は、記事を分けます。
また次回!

dosute

View Comments

  • お疲れさまです! 毎日チェックしてましたが更新がきてて嬉しいです!
    非常にわかりやすいです 特に史実のオルフェとアパパネの例はいきなり難しいのを組もうとしていた私からすると目が鱗でした ただ自分の好きなので組みたいという欲求があります…w
    次回は実際のプレイの感じを書いてくださるとのことですが できればでよろしいので2点詳細に書いていただけたらなと思うことがあります。
    1・母母母父と母母母母の選び方が正直わかりません 血脈活性のために8本にするために違う血統のを入れるということはわかるんですが…例えばフランケル配合でなぜテスコボーイ牝馬なのでしょう?他の血統ではダメというかなぜテスコボーイ牝馬なのかを教えていただけたら…
    2.
    メジロティターンとデピュティミニスターって生年が1年違いだったと思いますが、こういうのって2系統確立に向けて進めていくってことですよね?私はいつも1頭で精一杯なので そこら辺の方法をご教示いただけたらと… 例えば繁殖の選び方とかですね
    長文&いつもお願いばかりで申し訳ございません。
    ここまで書いてくださってるだけでも感謝でいっぱいですので、余裕があればでいいのでお願いいたします。これからも楽しみにさせていただきます
    お体ご自愛下さい

  • >コリドラさん
    当然、自分の好きな配合を組みたいですよねw
    実際のプレイの感じについてですが、まずは系統確立のさせ方について、詳述した記事を次回③-1書いていきたいと考えています。
    その上で、今回ご質問いただいた母母母母の選び方等について、その次の回③-2で書きたいと思います。
    ③を少し書いて見たのですが、かなり長くなってしまいそうなので記事を分けます。
    先にコリドラさんの今回のご質問にはお答えしてしまいたいと思います。
    1点目についてです。
    まず母母母母には、フランケルの配合で言うと、テスコボーイ系で無くても、血統面で言うと例えばパーソロン系やエタン系でも、その他でも構いません。
    ではなぜテスコボーイ系を選んだかと言うと、主に二つ理由があります。
    一つには、テスコボーイ系の繁殖牝馬には優秀な馬が多いことです(ネーハイテスコなど)。
    二つには、フォースニックスを構築する際に、ニックスの空き枠が必要になるのですが、例えばノーザンダンサー系やミスプロ系などの大手系統は、すぐにニックス関係数の上限の10に達してしまい、フォースニックスの相手系統として不向きです。
    新規系統となるテスコボーイ系は、大抵の場合、確立した時点で5系統くらいに収まっており、ガリレオ系とニックス関係にするのに十分な余裕があるということです(つまり〆配合を行う時代にニックス関係に空きがありそうな子系統なら良いということです)。
    〆母母母父については、今回は仔だしが良さそうで、かつ血脈活性化配合とメールライン配合の観点からダマスカスを選びました。
    親系統がテディ系ということで、血脈活性化配合だけでなく零細系統になりやすいという面で非常に組みやすいので重宝します。
    2点目についてです。
    次の③-1で系統確立のためのテクニックについて書こうと思っていますが、10年間で2系統くらい狙えるようになると、大分〆配合の幅が広がりますので、参考にしていただけたらと思います。
    この記事の例のメジロティターンとデピュティミニスターについては、後者はそんなに頑張らなくてもある程度支援すれば確立するレベルですので、それほど自家生産の必要がありません(時折自然確立するレベルです)。
    一方、メジロティターンは何頭か史実馬がいて、メジロマックイーンという超大物産駒もいますし、自家生産でもSTMax馬が出やすく海外超長距離GⅠを複数勝てる見込みがあります。
    この兼ね合いで、多分、この2頭はいけるだろうという判断です。
    こんな感じの判断です。
    実際のプレイについては、なるべく具体的に書こうとは思っていますが、もしまた分かりにくい点やこういうところを知りたいという点がありましたら、お気軽にコメントしていただければと思います。

Share
Published by
dosute