皆様こんにちは。
SP昇華箱庭の作り方・第14回です。
今回は41~50年のプレイとなります。
まずは動画をご覧ください。
【41年】
この年からはSP86馬は出現せず。
☆欧州〆配合その2の〆父(欧州〆父2)の生産を開始
備考:父側は欧州〆配合その1から誕生した馬。
母側は予め計算して、欧州〆配合その2で零細血統になり、
かつ血脈活性化配合3が成立するであろう馬を用意しておく。
成長型早熟か早め(鍋でもO.K.)の種牡馬を採用する。
遅め以降の成長型だと、覚醒が生まれにくいため。
遅め以降が好みの場合は、この限りではない。
なお、この後、この配合は爆発力が40以上に達したが、〆配合にカウントしない。
☆コートスピード系が名牝系に昇格。
備考:この牝系は、丁度欧州〆配合の〆母たちのライン。
よって、繁殖牝馬をどんどん流用していく今回の円環的生産法では、
名牝系が受け継がれていくことになり、結果的に爆発力の向上につながる。
【42年】
この年からはSP86馬は出現せず。
【43年】
この年からはSP86馬が1頭出現した。
☆日本繋ぎ配合その1の父が系統確立
備考:このまま親系統昇格まで持っていく。
この馬は元々レイズアネイティヴ系出身だが、それが米国〆配合その2の
妨げになるとは・・・。
☆グロリースピード系が名牝系に昇格
備考:この牝系も欧州〆配合のライン。
この昇格により、欧州〆母からのライン全ての牝馬が名牝系となった。
よって、以後の〆配合では、爆発力が確実に3上乗せされる。
また、このまま箱庭を続けて牝馬の質が凝縮していくと、
ほぼ全ての所有繁殖牝馬が名牝系となる。
そうなると、それ以後の〆配合では爆発力が確実に4上乗せされることになる。
【44年】
〆配合中断期間。
【45年】
〆配合中断期間。
【46年】
〆配合中断期間。
☆米国〆配合その2の〆父が系統確立
備考:この時点で馬齢が10代後半。
かなり時間がかかってしまっているが、米国で元々流行系統ではない系統を
使っていたのがその原因。
よりスムーズで効率的な実施を求めるなら、欧州〆配合でフォーティナイナー系を用いず、
ミスタープロスペクター系からの直系をこちらの米国〆配合のサイアーラインに据え、
流行系統化を省略するのが良いかもしれない。
※フォーティナイナー系が米国〆配合時に3代前とならないように用いるのもアリ。
【47年】
〆配合中断期間。
☆米国〆配合その2の失敗
備考:子系統確立直後から流行系統化したのは良かったが、
やはりナスルーラ系の影響で爆発力40に届かず。
さらに、〆母父父のレイズアネイティヴ系が米国で再興。
滅亡寸前までいっていたが、一気に息を吹き返してきた。
これにより、完全にメールライン活性配合Lv2以上の芽が断たれた。
ナスルーラ系はともかく、レイズアネイティヴ系が零細化しないのは
正直想像の範囲外だった。
ただし、今後は、子系統としてのナスルーラ系、レイズアネイティヴ系を用いないので、
欧州〆配合その2以降は、同様の失敗を繰り返すことは無くなる可能性が非常に高い。
☆日本つなぎ配合その1の父が親系統昇格
備考:今後はこのようにして、日本発の親系統をどんどん増やしていくと楽。
【48年】
〆配合中断期間。
【49年】
〆配合中断期間。
☆日本つなぎ配合その2を開始
備考:上記配合から欧州〆2へつながる親系統は上からハイペリオン、ネイティヴダンサー、
米国〆父2(親系統昇格前)、日本つなぎ1、となる。
欧州〆配合その2の親系統と被らないように揃える。
【50年】
〆配合中断期間。
☆米国〆配合その2の〆父が親系統昇格
備考:米国〆配合その2は失敗したまま終わるのが濃厚な状況だが、
そこで捨てずにしっかり親系統昇格まで持っていく。
これにより、以後、米国〆3、〆4、〆5・・・と続けていく時に、
米国〆父1系と米国〆父2系が流行系統になっている状態となり、
スムーズに〆配合を行うことが可能となる。
【2050年誕生世代までのSP86馬出現率(小数点第二位で四捨五入)】
年数あたりの出現率:16/23 69.6%
生産総数での出現率:23/182 12.6%
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ドステさん
いつも更新楽しみにしてます
新作では初めてSP昇華箱庭を挑戦してみようと思ってるので本当にためになってます
>yasu虎さん
いつもありがとうございます。
新作でも恐らく勝手は変わらないと思うので、SP昇華箱庭作成だけなら問題なく参照できるかと思います。
ただ、SP86の確認方法が使えなくなっている可能性は高いので、その辺りがどうなるか、私自身も新作発売後に思案のしどころです。
何度かやり直しまして私もようやく欧州で牧場を開設して欧州で種付けを出来るようになりました。
ただドステさんのアインスピードのような能力のある馬ではなかったのが悲しいですがなんとか配合Sの爆発力45ぐらいになっています。種付けしたところですのでまだ生まれてきていないので生まれるのが楽しみです。美香◎が付いていない馬は売却でも構わないですか?
欧州で生まれた良い牝馬をアメリカに持って行って種付けするところまでは理解できていますがそのあとの動画を見ると日本でつないでとかは私にはかなり難しくついていけないかもです(泣)
今2019年ぐらいなのですが最初の方に系統を作ったデイジュール系とかザボス系ラムタラ系やニアークティック系等の数種類の系統は今後もずっとなくなりそうになったら残していかないといけないのでしょうか?
>いっちゃんさん
〆配合完成おめでとうございます。
配合評価Sまで行っていれば、仔だしが高いということなので、多少能力バランスがデコボコでも良い産駒が出てくると思います。
美香◎あるいはイチオシでない馬でもSP自体は86に届く例が稀にありますが、そのような馬はサブパラがボロボロだったりしますので、売りの一手でO.K.です。
つなぎに関しては、とりあえずアメリカまで持っていくところまでやってみれば、結構な年数楽しめますので、とりあえずそこまででも良いかもしれませんね。
系統保護は、アメリカまでで止めるなら、もうほぼ必要ありません。
その後も続けるのであれば、しばらくはなるべく保護した方が良いですが、続けていくうちに保護は必要無くなります。
欧州〆配合
SP86かなーという馬も数頭見れましてやっぱドステさんのSP箱庭理論すごいなと楽しんでいたのですが
数年たって同じ配合なのにS配合だったのがSでなくなり45ぐらいあったのが30台になってあれ?なんでだろと思って最初の頃の血統と見比べてみたらガリレオ系統がすべて流行だったものが私の場合ドステさんの所で言えばスピードワークの立ち位置の馬が零細になってアインスピードのところが流行でも零細でもなくなにもついていない状態になっていました。
見比べたらメールライン活性配合X10だっのがなくなってました。
スピードワークのところ大種牡馬の金色の馬マークがついてアインスピードのところは名種牡馬の銀馬マークまでついているのでたぶん順調に行っていたのではないかと思うのですが・・・・
欧州で生まれたアインスピードの子供をすべて日本で走らせて欧州で1頭も入厩せず引退しても日本で余生をくらしているのがいけなかったのでしょうか?
スピードワークの子供もすべて日本生まれの日本育ち余生もすべて日本で暮らしています。
最初にガリレオとアインスピードの2頭だけは欧州に行きました。
長々とすみません
>いっちゃんさん
いっちゃんさんがおっしゃっている通り、日本で活躍させた〆配合産駒牡馬は、欧州へ順次戻してあげることが必要です。
それだけでも十分かと思いますが、余裕があれば、SP86は難しそうな牡馬などは、欧州所属で適当に走らせて種牡馬入りさせておけば万全です。
これは欧米でのメールライン維持に必須です。
説明していなかったと思うので、ブログの方には注意書きを付け足しておきたいと思います。
ご指摘ありがとうございました。
はじめまして。コメントするのは初めてですが、昔からいつも楽しく拝見しております。
1つ質問なのですが、本記事の「遅め以降の成長型だと、覚醒が生まれにくい」というのは初耳だったのですが、早めと遅めで大分差があるものなのでしょうか。
私はてっきり覚醒馬同士が一番覚醒馬が生まれやすいと思っていたので意外でした。
覚醒馬同士の配合は意識して結構取り入れていたのですがあまり生まれてこず、覚醒馬が生まれるのは体感1割ぐらいで残りは遅めと晩成がほとんどでした。
覚醒自体特殊な成長型なので1割でもまあこんなものかと思っていたのですが、早めや早熟の方が生まれやすいのであれば意識して取り入れてみようと思います。
(ちなみに早熟と早めにも生まれやすさに差はあるのでしょうか。)
2018の発売が迫っており新要素で期待と不安が半々といったところですが、ドステさんの記事はとても勉強になり面白いのでいつも期待100%で楽しみにしていますw
これからもお体には気をつけて頑張ってくださいー
>にゃこさん
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
あくまで経験則でして、検証をしたわけではありません。
覚醒だけが特殊なのだろうと思いますが、覚醒は繁殖になると晩成扱いかのように晩成馬ばかりが生まれてくる印象で、そこはにゃこさんのおっしゃっていることと変わらないかと思います。
早熟か早めどちらでも良いのかなと思いますが、この二つだと明らかに覚醒が産まれてきやすいです。
晩成や遅めからは覚醒がほとんど生まれてきません。
2018もぼちぼち記事をアップしていきますので、よろしければまたご覧いただければ幸いです。
コメント欄も含めありがとうございます
体感の話は大きいですね
自分は覚醒≒遅め鍋と捉えていたので
>ムノーさん
確かに遅め鍋的な感じもしますね。
ただ、覚醒は競走寿命が尽きる度に寿命が復活するので、やはりどの成長型とも違うんでしょう。
はじめまして。コメントするのは初めてですが、私自身お馬鹿なのでいくつか質問させていただきたく存じます。第1回から拝見させていただき。SP系統を繋いでいくのは理解できました。
1なぜニホンピロウイナーを確立しているのか(ガリレオは確立しないとSP系統にならないのでわかります)。
2 第6回くらいまではそれぞれの系統の後継を作っていくのは理解しています。
そして第7回から
>>ニアークティック系にはフォーティナイナーを種付け。
一部の牝馬にオーエンテューダー系(マジックスピード)、
テディ系(スピードパーマー)、サーゲイロード系(スピードモール)を種付け。
特にテディ系牝馬が欲しいので、少し多め
と記載されてますが、なぜこの年からさらに後継馬を作り始めだしたのでしょうか?
なんか目安があるのでしょうか?
私自身理解が及ばず質問ばかりで申し訳ございません。お手すきの際答えていただければ幸いに存じます。
>ジャイマオウさん
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
ご質問への返答ですが、
1.サーゲイロード系は架空期間に入っても、欧州、米国ともに一定の支配率を保っていることが多く、零細系統化しにくいので、わざわざニホンピロウイナー系を確立し、親系統ロイヤルチャージャー系のSP系統を増やしたということになります。
ニホンピロウイナー系なら、欧米とも確実に零細系統となります(プレイヤーがニホンピロウイナー系種牡馬を欧米に持ち込まない限り)。
2.目安はコレというのは無いですが、米国〆2以降も箱庭を続けるという前提で考えますと、それらの血統を保護しておく方が、〆配合の血統構築の選択肢が多くなるからです。
別の表現でいうと、別の親系統のSP系統が沢山いた方が、優秀な馬を輩出しやすいということです。
逆に、特定の系統しか残っていない状態ですと、インブリードが多くなってしまい、配合の幅がせまくなり、結果的に優秀な馬が出にくくなるからです。
ただ、自前で親系統を増やしていけば、既存の子系統は軽視しても良くなっていきます。
この段階ではまだそれらの系統が残っていた方が安心ということです。
ちなみに、ニアークティック系にフォーティナイナーというのは、今回の場合、欧州〆配合に必要な血統構築の一部です(〆母父生産)。
今回の配合に限らず、〆血統に不要な牝馬ってドステさんはどうされてます?
例えば今回の配合で言えば大量に生産されるデイジュール牝馬など・・・。
系統確立した後は不要と言えば不要ですが、全部バッサリというのもな・・と
自分はよさそうなのを数頭は残すのですが。
>ハードゴアさん
不要な牝馬は心を鬼にしてどんどん売却していきます。
もちろん、良さそうな馬は2~3頭程度残すことはありますが、他の枠の圧迫になるならバッサリ切ります。
結果的にその方が、箱庭内の血の巡りが良くなる、というような感覚です。