1971年スタートからのノーザンダンサーを〆父父に用いたお手軽〆配合は、以前にこちらの記事でも紹介しました。
当時は発売直後だったので、レース適正などの今作での新要素など詳しい仕様が全く分からない状態でのアイディアでした。
今回はそれを修正し、かつ大量生産体制についても強化したものを紹介していきます。
コンセプト的には前回の〆配合と変わらず、可能な限りお手軽かつ強力な、つまり初心者の方でも到達可能でかつオンライン対戦やカスタム対戦、そして今作から追加されたザ・レジェンドマッチでも勝利可能な馬を自家生産することができるというものです。
それでは早速ですが完成予定図です。
ノーザンダンサー〆父父は前回と変わらず、大きく変わったのは、〆父母母がGay HostessとRoyal Dowryの2頭にした点、〆母父をフォルリにした点、〆母母父をバックパサーにした点、〆母母母をMintikaにした点の4点です。
まず〆父母母をGay HostessとRoyal Dowryに変えたのは、単純に〆母父と〆母母の血統の変更が先で、それに伴って1/4異系配合を成立させる場合に前回のネアルコ系3本からハイペリオン系3本に変えたからです。
ハイペリオン系を4代前に3本とするため、母系にハイペリオン系を抱えたGay HostessとRoyal Dowryに白羽の矢を立てたということですね。
他、父にロイヤルチャージャーなど種牡馬因子が含まれる、メールライン活性化配合になりやすい零細系統などの複数の理由があります。
この2頭にモスボローを種付けし、〆父母を生産していきます。
続いて〆母父のフォルリですが、ここはハイペリオン系がSPECIAL種牡馬導入で確定で世界系統化できるため、というのが変更の理由。
後はフォルリから見て2代前にハイペリオンの種牡馬因子が残せるのもポイント。
〆母母父にはバックパサーを起用。
これは今回〆母の大量生産体制を強化するため、馬齢がトムフールよりも若いバックパサーを考えたというのが大きな理由となります。
そして最後に〆母母母にMintikaを据えた理由としては、父がプリンスビオで種牡馬因子が活かせて、かつ〆配合の時点でフォースニックスが成立し、さらに1/4異系配合も成立する組み合わせ、という諸条件をクリアできる初期繁殖牝馬が1971年スタートだとMintikaのみだったというものになります。
この配合なら、牝馬産み分けをしなくても大体20~25頭前後の〆母を用意できます。
また、〆配合成立は前回よりも若干遅くなって2年くらいは余計にかかる分、お手軽さは多少減退したものの、〆配合成立から約25年に渡って大量の強力な生産馬と共に馬主ライフを楽しめます。
ハッキリ言って、この〆配合だけでゲーム内のあらゆる課題をほとんどクリアできるレベルで、オンライン対戦でも十分勝ち負けできる個体を生産可能ですし、カスタム対戦にも挑戦可能でしょうし、ザ・レジェンドマッチでも勝利できます。
もちろん、100傑の1位も可能。
テストプレイで強そうな個体を史実調教などで適正強化しながらやってみたところ、下記画像のように1位を取れました。
1回だけ他の強力な自家生産馬に負けてしまったものの、晩成だったので三冠は自重した一方で4歳以降は同世代のディープインパクトなども寄せ付けなかったですし、凱旋門賞にBCクラシックにと連覇のオンパレードで、偉業ポイントは20000を超えました。
このレベルの馬がポコポコ産まれてきます。
今作新要素の適応能力もノーザンダンサー系が1990年代後半に世界系統化してからは、この配合からかなり高い初期値(大体合計17以上20前後くらい)と限界値を備えて生まれてきていました。
やはり世界系統が入っていると素の適応能力が上がるようです。
で、肝心の配合の作り方ですが、まずみなさん、オンラインストアで米国・欧州牧場最速開設セットを買ってきてください。
このままだったら普通の米国・欧州牧場最速開設セット。
みなさん、このブログを読んでからプレイしていただけますか。
ここからがマグマなんです。
とりあえず最低限、それだけ購入しておけば、他のDLCや周回データは不要です。
周回データはあった方が当然楽ですが、無くてもエディットした初期贈与馬で資金やお守り稼ぎが可能なのでマストではないです。
ゲームを起動し、エディットで種牡馬のノーザンダンサー、モスボロー、フォルリ、バックパサーを能力Maxに。
今作では成長型・覚醒がより強くなった感がありますので、覚醒にしておくのがお勧め。
その他、スピードとサブパラはMax、馬場適正は芝◎ダ◎、スタミナは最強クラスの馬をどの距離で走らせたいかでお好みで。
気性は大人の方が戦績がより安定すると思いますが、激にすると競馬ブームを起こしやすくなる上、逃げや追い込みだとレースシーンが楽しくなる人もいるかと思いますので、そういう風に産駒を活躍させたいなら激もアリ。
特性は大舞台(晴れ舞台)、タフネス(超回復)は効果が大きい上、両親が持っていると産駒にも伝わりやすく、お勧めです。
次いで繁殖牝馬のGay Hostess、Royal Dowry、Mintikaをこれまた種牡馬同様に各種能力Maxやお好みに変更。
現役競走馬は、もし周回データが無ければベルワイド、オーナーズタイフウ、キョウエイグリーンのスピード以外のパラメータをMaxにしておいて資金やお守りを稼げるようにしておくと安定しますし、Gay Hostess(虹)、Royal Dowry(銅)、Mintika(銀)用のお守りを確保できるでしょう。
シナリオは1971年スタートを選択。
SPECIAL種牡馬に下記画像の馬たちを加えます。
モスボローはマストで、他はハイペリオン系を1972年末に世界系統昇格させるための面々。
ハイペリオン系世界系統化を安定させるために少し多めに入れてありますので、種付け料が低い馬から削る調整も可能ではありますが、基本はこのままが推奨。
マイバブーなど他の種牡馬を入れたい場合は調整が必須です。
ゲームがスタートしたら、適宜お守りや資金を稼ぎつつ、種牡馬施設LV3とprivate種牡馬施設LV1の建設をしていきます。
種牡馬施設LV3までの拡張は、1973年種付けに間に合えばOK。
private種牡馬施設の建設は、1978年末のバックパサー引退までに間に合えばOKです。
それが終わったら牧場施設はお好みで。
1972年に米国と欧州の牧場を開設したら、早めにGay Hostess(虹)、Royal Dowry(銅)、Mintika(銀)を購入しておきます。
次いで上記牝馬の購入が5月に間に合っていれば、欧州にいるGay Hostessにモスボローを種付けしていきます。
これが〆父母の生産になります。
1972年末にハイペリオン系が世界系統昇格。
その後の年末処理でGay Hostessら3頭を日本の牧場へ移動させておきます。
1973年からMintikaにバックパサーを種付け開始。
これが〆母母の生産になります。
なお、重要な要素として、〆母母生産配合から出てきた牡馬は全て欧州で入厩させておきます。
そうすると、日本でのトムフール系零細化を確実に維持できて、かつバックパサー系確立でのニックス相手変更を阻止でき、後の爆発力維持・向上に寄与します。
つまりは、牝馬は日本、牡馬は欧州で所有しておきます。
この後は牡牝の引き次第ではありますが、〆父母と〆母母を確保できるのが1980年前後くらいだと思います。
産み分けテクか産み分けチケットを使えば、最速で1977~1978年くらいには確保できるはず。
なお、前述のように1978年末にバックパサーが引退するため、忘れずにprivate種牡馬施設へ囲っておきます。
私のテストプレイでは産み分けをせずにやってみたところ、1980年に〆父と〆母生産を開始できました。
この後、1981年末にForliが種牡馬引退するので、これまた忘れずにprivate種牡馬施設へ囲っておきます。
また、〆母生産配合においても出てきた牡馬は全て欧州で入厩させておきましょう。
これは〆母母生産配合でバックパサー産駒牡馬を欧州で入厩させたのと同じ理由で、フォルリ系確立阻止と同時に日本でのハイペリオン系零細化を維持することで、後の爆発力の維持・向上につなげるため。
そして、〆父母と〆母母、および〆父父であるノーザンダンサーや〆母父であるForliが引退するまでは、〆父と〆母生産を続けていきましょう。
もちろん、バックパサーがまだ現役なら〆母母生産も続けていきます。
で、〆父と〆母については運良く最速で確保できたため、1984年には一応〆配合が完成。
これだけでもかなり強い産駒が誕生します。
また、時間に余裕があってある程度じっくりできるという人は、〆父と〆母の能力(レース適正も)をなるべく育ててから繁殖入りさせると、今作からの新要素であるレース適正がより高い状態で産駒が生まれてきます。
時間が無い人は3歳で引退とかでもいいでしょう。
その場合はオート進行でも強化可能な策として、〆父や〆母になる血統の馬に注目馬マークを付けておいて、史実調教設定で注目馬のみ史実調教実施としておくと捗ります。
次にネイティヴダンサー系の零細維持を長期間安定させるため、1985年に誕生するオグリキャップを自己所有し(庭先取引でもオグリキャップ購入イベントでも可)、種牡馬入り後は欧米のどちらかで繋養しましょう。
なお、オグリキャップは滅茶苦茶強いので、所有している間は好きに走らせて楽しんでOK。
オグリキャップは競馬ブームを自身のヒストリアイベントに加えてその前にも自力でブームを起こすことが容易で、計2回競馬ブームを起こせるので〆配合及び〆父・〆母生産にも良い影響があり、お勧め。
1986年末にノーザンダンサーが引退するので、これをprivate種牡馬施設へ確保しておきます。
1988年にネイティヴダンサー系リーチ(緑お守り)、1989年に同系フラッシュオブスティール(緑お守り)が輸入されてきますが、どちらかを購入して欧米どちらかに移動させておくとネイティヴダンサー系の零細維持となります。
時々架空馬が種牡馬入りしてしまうこともあるので、心配なら2頭とも購入して欧米へ移動させておけば確実です。
1989年くらいになると、メールライン活性化配合LV3が成立し、いよいよ意図した〆配合の完成が見えてきます。
…やーーーーーーーーーーーーーーーーーーィ!!!!
ちなみにテストプレイでは〆母を産み分け無し(多少上振れて牝馬多めだったかも)で31頭得ることができ、クラブ牧場を開設することで31頭分の〆配合を毎年実施できました。
さらに1990年代後半になるとノーザンダンサー系が世界系統化するので、レース適正がもう一段上がります。
ここまでくると、毎年スピードS+の馬が誕生するのは当たり前、基準交配の効果で成長度110イベント(湯気)が起こるのも日常茶飯事という箱庭になります。
テストプレイでは毎年流星馬、暁の馬、今作新イベントのエクリプス?(皆既月食?日食?)イベントが起こっており、牧場が天体ショーだらけで大変なことになっておりましたw
毎年4月は観光スポットとしても賑わっていたのではないでしょうかw
もちろん、虹イベントや柵越えも連発。
ただ1点注意が必要なことがあります。
〆配合において種付けする〆父を1頭に限定しない方がよさそうだということです。
というのも1頭だけで31頭分種付けしてみたところ、ほぼ確実に固有特性(北の地の至宝)が付きませんでした。
3回試して毎回ではあったのでここに書いていますが、もしかしたら3回だけですし、偶然かもしれません。
一方で〆父を2頭にしてそれぞれ15頭くらいずつの種付けにしたところ、固有特性は必ずいずれかの産駒に付いていました。
〆父を5頭とかにして〆母5頭ずつに種付けしても、固有特性は必ずいずれかの産駒に付与。
〆父を1頭に絞るのがよくない可能性があります。
仕様なのかバグなのか分かりませんし、私のテストプレイだけの偶然かもですが、ここだけ少し注意です。
そういうことで〆父も本命、サブ候補含めてなるべく沢山確保しておいた方がいいです。
日本でのノーザンダンサー系の流行を維持するという意味でも沢山〆父がいた方がいいです。
ということで初心者の方向けのお手軽〆配合の紹介でした。
それではまた次回!