ウイニングポスト10 ランダム発動特性の発動確率

今回は、今作で追加されたランダム発動特性の発動確率について調べました。

ランダム発動特性というのは、根幹距離、坂越え、~ギア、~ターボ、そしてオグリコールなどの一部の固有特性が該当します。

これらが発動する条件を満たす設定で、カスタムレース内で30回ずつ施行し、発動確率を調査。

まず初めに、スプリントギア、クラシックターボ、根幹距離、坂越え、オグリコールについて、それぞれ単独で発動回数を調査しました。

なお、馬の調子は全て上向き矢印で絶好調の状態で行いました。

また、今回は動画でも簡単に結果をまとめてありますので、結果のみ知りたい方はそちらを参照してください。

さて、それでは調査の結果が下記の表となります。

概ね、60%~70%くらいのように見えます。

もちろん、30回なので個別には上振れ下振れがあるとは思いますが。

通常の特性と固有特性で発動確率の大きな違いは内容に見えます。

次に、金特性について調べました。

この時は1個体に付き、金特性複数持ちで実施しています。

根幹の鬼のみ、別の個体で2回調べています。

上記画像ですと全体的に上振れ気味ですが、概ね6割~7割程度だと思っていいように見えます。

最後に、得意な芝質とそうでない場合とで違いが出るかを調べました。

 

上記画像の一番左側黄緑色が得意芝質、真ん中の緑色の二つがこなせる芝質、右側の二つが不得意芝質での結果となります。

なお、得意芝質は最も軽い馬場が得意な馬で京都芝1200m良馬場にて調査を行い、同馬で不得意な馬場としてアスコット芝1200m不良馬場にて調査を行いました。

結果的にはむしろ不得意な馬場で光速スパートが上振れを起こしているように、恐らく馬場の得意不得意でランダム発動特性の発動確率に影響はないものと結論して良いように思います。

以上、これらが全て同じ発動確率だとすると、全体の発動回数は414回となり、調査したランダム発動特性数が21個であったことから総施行回数21×30=630回となり、414/630=65.7%となります。

ランダム発動特性は概ね約65%で発動すると理解しておいて良いのではないかと思います。

ちなみに、通常のランダム発動特性は今回の調査分だけで言うと発動確率が約60%であったのに対して、固有特性と金特性は発動確率が約68%でしたので、もしかしたら固有特性と金特性は通常特性よりも発動確率が高い可能性もまだ残っていると思います。

今回の調査だけだと施行回数が少ないというのもあるので、上記のように通常特性と固有特性・金特性で発動確率に実は違いがある可能性もあります。

巷でよく言われるように、1000回分くらい施行すると凡そ正確な発動確率が求められると思いますが、レース中に発動するのを確認しながら1000回やるのが苦行なのでw、誰か調べてくれるとイイナーと思います。

また、調子によっては違いが出る可能性というのも想定したのですが、オンライン対戦やカスタム対戦に出す場合を考えると、調子を整えないで出走することはつまりはその時点で負ける可能性が高く、通常は調子をしっかり最高まで持ってきている状況で勝てるのかというのが重要な関心事かと思います。

したがって調子による差異については今回調査しませんでした。

よって、この記事では押しなべてランダム発動特性は発動確率約65%程度だと結論して終わりたいと思います。

それではまた次回!

dosute

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  • 今回も面白い記事をありがとうございます!
    ツイッターのコメントにもありましたけど、
    この数字が比較的正確なものであれば、
    2/3くらいっていうのが分かりやすそうな気がします。
    でも相当数検証しないと数%のずれは誤差の範囲内だろうし、
    上位特性で5%アップとかあっても検証が難しそうですね。

    ところで、以前質問に答えていただいてありがとうございます。
    プレイしていてまた疑問が浮かんだので、
    もし都合がよろしければ教えていただきたいことがあります。

    産駒が重賞、G1を勝つと種牡馬、繁殖牝馬の
    種付け料や評価額アップ、仔だしアップ、ニックス成立などがあると認識しています。
    このうち種付け・評価額アップはその馬が所属している地域で
    勝った場合にのみ上がると以前の記事で書いてあった記憶があるのですが、
    間違えていないでしょうか。

    その場合、仔だしアップやニックス成立の影響に関しても当該地域だけなのか、
    それともこちらに関してはどの地域でも効果があるのでしょうか。
    ニックスは世界的な影響がありそうなのでどの地域でも
    影響がありそうかなと考えているのですが。

    また、1頭の馬で複数重賞を勝つのと、複数の馬が1回ずつ勝つのでは
    どちらの方が仔だしが上がりやすいなどあるのでしょうか。
    純粋に重賞を勝った数でカウントされているのでしょうか。

    マスクデータもあるので正確なことは分からないかもしれませんが、
    ドステさんの体感の話でも良いので
    もし何か知っていることがあれば教えてください。

    • >まささん
      いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
      確かに2/3ってのが実際上でも設定されている可能性ありそうですし、分かりやすいですね。
      ただ、やはり金スキルは通常スキルよりも高い発生確率に設定されている可能性を捨てきれないと後検証で分かってきたので、追加で調査できたらなと考えているところです。

      ご質問についてですが、
      ①種付け料上昇については、該当種牡馬が所属している地域の重賞でないと種付け料が上昇しません。
      つまり、欧州所属の種牡馬の産駒、例えばガリレオ産駒だとして、ガリレオ産駒が日本でいくら重賞を勝っても、欧州に所属しているガリレオの種付け料は上昇していきません(安い種付け料なら途中までは上昇したような記憶もありますが・・・)。
      一方で、日本で生まれ、日本の厩舎に所属しているガリレオ産駒だとしても、欧州設定の重賞を勝てばガリレオの種付け料が欧州分のみ上昇していきます。
      なお、ご存じかと思いますがウイポではドバイや香港などのアジア豪州も欧州のくくりに含まれます。
      ②仔だしアップについては、①と同様で当該種牡馬の所属地域の重賞を産駒が勝たないと当該種牡馬の仔だしも上昇しなかった・・・と思います。
      また、単一の馬が複数重賞勝った場合と複数の馬がそれぞれ重賞を勝った場合のどちらでも条件を満たせたと記憶しています(ただし記憶が曖昧)。
      いずれの場合でも上がる仔だしは年に“1”のみだったと記憶しています。
      ③ニックス成立についての産駒重賞勝ちについては、私の記憶が確かなら、当該種牡馬の所属地域外の地域の重賞であっても対象になったと思います。
      例えば、ガリレオ産駒が日本や米国のみの重賞を勝って繁殖入りしたとして、これらの産駒たちもガリレオ系のニックス成立相手系統に影響します。
      以上です。
      もし「いや、これは違いそう」というのがあれば、ご指摘いただけますと幸いです。

      • お初か以前コメントしたかわからないのですみません・・・

        今更なのですが、①については違うはずです
        当該地域の馬が1頭もいなくても、その種牡馬の産駒が重賞を勝てば種付け料は上昇します…という検証が別のブログでありました。確かセイウンスカイかビワハヤヒデで検証していたと思うのですが、該当記事が出てこなかったのですみません…。
        ただ、ある程度のところでブロックがかかるみたいで、それ以上に上げたい場合は該当する地域で行う必要がある(当該地域の重賞の方が効率がよい)という結果だったように記憶しています。

        • >スプラッシュさん
          こんにちは。

          ①の中で私が言及している下記の仕様ですかね。
          >(安い種付け料なら途中までは上昇したような記憶もありますが・・・)
          いずれにしても、ある程度以上の額を目指す、つまりは系統確立を目指すのであれば、当該地域で重賞を勝つ必要がありそうですね。
          あとスプラッシュさんが見たという検証記事がどこかに残っているといいですが、ネット上の情報というのは突然消えてしまいますからね。
          このブログも急に消えたりしてしまうこともあるでしょうし(消えないように頑張りますが)、一度見た記憶のある情報を探すのは大変ですよね。

  • 丁寧なお返事をありがとうございました。
    上位特性は確率でも優位な可能性があるんですね。
    検証は数をこなさないといけないので大変そうですけど、
    また追加情報があるのを楽しみにしています。

    質問への返事もありがとうございました。
    仔だしを上げるのも同じ地域での成績が大事なんですね。
    今後のプレイでも意識してみようと思います。
    ありがとうございました!