ウイニングポスト9 4周目 主流血脈配合 その7

2020年2月12日

今回は検証回、4周目〆配合である繁殖ボーナス無しでの爆発力40の配合から誕生する産駒のSP値の傾向を簡単に検証していきます(息が切れるかと思った)。

まずは配合の概要です。

・〆父SP値=75

・〆母平均SP値=68.40

・配合平均SP値=71.70

・爆発力平均=40

賢さA以上を基準にしてなるべく早くに〆母10頭を集める、という選定でしたので、〆母の平均SP値が若干低めです。

ただ、過去にもこのレベルの配合はありましたし、その際には遜色ない結果を出せていたので、影響は軽微と考えています。

それよりも、今回は繁殖ボーナス無しにするために、〆父、〆母ともにGⅠはおろか、重賞すら勝たせずに引退させています。

この影響で、私が構築した過去の多くの〆配合よりも仔だし値が平均して1程度は下がっていることが予測されます。

ちなみに、ツールで覗いてみたところ、〆父の仔だし値は9であり、〆母たちもたまたまでしょうが、平均して8以上という感じでしたので、素でかなりの水準を誇っていました。

そのため今回は完全に運が良かったですが、こちらも影響は軽微と思われます。

私の感覚ですと、今回の検証の主なターゲットであるSP80以上の産駒が出る確率に5%前後くらい影響するかな、しないかな、くらいのイメージです(あくまで主観で未検証です)。

それ以上の影響が出るようなら、繁殖ボーナス無しという影響の方が大であると捉えようと思います。

さて、続いて4周目〆配合で50頭生産しての産駒の度数分布表を載せてみます。

なんと、SP80以上が僅か4頭しか出ませんでした。

しかも、82以上は1頭もおりません!w

グラフ化してみましょう。

全く爆発している感じがなく、メリハリが少ないヒストグラムになっています。

参考までに1周目、3周目のグラフも載せてみましょう。

1周目↓

3周目↓

かなり違うのが分かるでしょうか。

今回の4周目〆配合の産駒SP平均値と標準偏差です。

平均値:67.50

標準偏差:9.50

・・・低い!!w

標準偏差はまぁ大体こんなものですが、平均値が低すぎる。

参考に1周目と3周目の平均値、標準偏差です。

1周目平均値:68.32

1周目標準偏差:9.11

3周目平均値:72.40

3周目標準偏差:9.63

比べてみると、今回の4周目〆配合のSP値の平均のデキというのは、爆発力が平均で30程度だった1周目〆配合にすら劣るということですw

SP値が80以上だった確率は、1、3、4周目を並べるとこうです。

1周目:10.00%

3周目:30.00%

4周目:8.00%

これもやはり1周目にすら劣りました。

8シリーズも含めた爆発力40以上の〆配合の中で、最低の数字ですw

いくら配合平均や仔だしが若干低かろうとはいえ、これは繁殖ボーナス無しの影響が大きいと結論付けても良いのではないでしょうか。

なお、あまりにも分布が違うため、今回は t-検定は行っておりません。

では、今回の検証の結論ですが、繁殖ボーナスは爆発力ひいては産駒のSP値に多大な影響を及ぼしている、という風に申し上げたいと思います。

もっと言えば、恐らく爆発力にフタをするような役割を果たしていると思われます。

特に序盤の繁殖ボーナスが介在することが不可能な架空繁殖牝馬を配合に用いた際に、SPが低く出やすいなぁと感じていたのですが、これは確かな証拠が得られました。

通常のプレイでは〆父、〆母ともに繁殖ボーナス無しということはほとんどないかと思いますが、今周回のようにお似合い配合、お笑い配合、サヨナラ配合といった父母の繁殖ボーナスが低くなりがちな配合理論を組み込む場合、9シリーズでは要注意ということです。

というか、かなり使いにくくなってしまったと言えるでしょう。

では、繁殖ボーナスが父母ともに最大であるS+であったらどうなるのか。

今回の4周目プレイで予め用意してあった〆父デビュー前のセーブデータに戻り、繁殖ボーナスを〆父・〆母ともにS+にして、爆発力40以上の配合をもう一度やってみたいと思います。

そういうことで、4周目はもうちょっと続きます。

それではまた次回!