隔世遺伝検証結果
こんばんは。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、正月休みからコツコツと隔世遺伝について検証してきた結果です。
何を検証したのかというと、無印2周目の時に、隔世遺伝が発生する配合だと気性や成長型、果てはサブパラまで、直接の父のパラメータではなく、隔世遺伝の対象、つまり2代前の父(父父)のパラメータを参照するのではないかという感覚を持ったので、それを検証した次第です。
結論から言うと、その感覚は全くの間違いでした。
つまり、隔世遺伝だろうと、各種パラメータは直接の父を参照しているようです。
あまりにも一目瞭然な結果だったので、一応データを取りましたが、掲載しません。
ちなみに、検証方法としては、ノーザンテーストを種牡馬エディット。
気性・大人、成長型・早熟、サブパラはオールMaxなど、全くの別馬にしています。
こうした極端なパラメータが孫に伝わるかどうかです。
次に、気性・激、成長型・晩成の繁殖牝馬を揃え、その産駒の中から気性・激、成長型・晩成の牡馬でできる限りサブパラが低い産駒を種牡馬入りさせます(下の画像の種牡馬)。
これに別の気性・激、成長型・晩成の繁殖牝馬を合わせていき、50頭強生産、どれだけ気性・大人、成長型・早熟の馬が出てくるのかという方法でした(下の画像が配合画面)。
結果、産駒の傾向は、気性・激、成長型・晩成ばかりが産まれ、率としてはほぼ100%に近いものでした。
つまり、隔世遺伝によって、気性や成長型のパラメータは左右されなかったということになります。
ただし、サブパラに関しては平均で13以上と高い値を示しました。
これは、父と母のサブパラが平均で10程度でしたので、明らかに高い値でした。
もしかしたら、サブパラについては影響があるのかも。
そこで、今度は隔世遺伝が発生しない、別の種牡馬を用意し、同様の繁殖牝馬から50頭強生産、再び検証を行いました(下の画像の種牡馬)。
結果、サブパラは同様に平均で13以上を叩きだしたため、こちらも明らかに高い。
しかし、何が原因なのかは不明ですが、少なくとも隔世遺伝の影響によってサブパラが高くなったわけではなさそうです。
ついでに言えば、隔世遺伝によってノーザンテーストの場合であれば、孫の瞬発力と勝負根性が強化されるはずですが、ほとんど効果が現れませんでした。
仔だしの影響もあるかもしれませんが、種付け頭数から見るに、それほど極端な違いはない種牡馬たちだったと思われます。
以上、隔世遺伝についての検証結果でした。
個人的には少し残念な結果でした。
これで、隔世遺伝はSP因子二つでない限り、あまり利用価値が無いのかなという見解になってしまいました。
因子が無い父ということは、SP値が最大に達していないということでもあり、欧米出身ならまだ使えるかもしれませんが、国内で走って種牡馬入りした場合には、ちょっと使いにくいかもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
はじめまして、TURFと言います。
こちらのブログの検証内容は、公式ではやらない、明かされないようなものばかりなので大変参考にさせて頂いてます。
隔世遺伝は爆発力以外で殆ど効果なし、ときましたか。
最近自分はキーストンを軸にSPST融合Lv3と血脈活性8本、ついでにWサヨナラも叩き込む配合をする構想を立てているのですが・・・父母父を系統確立させたデインヒル、母父を能力因子持ち架空馬にしようと考えていたので、大変気になる結果ですね。
初めてのコメントで長文、失礼しました。
>TURFさん
はじめまして。
いつもご覧いただきありがとうございます。
隔世遺伝でSP以外の因子が有効というのは、色々なところで記載されているので、恐らく間違いないとは思いますが、今回の私の検証では目だった効果が見られなかったということに過ぎません。
私のブログの結果が絶対ではないことはご留意いただきたく思います。
隔世遺伝の影響についての検証、お疲れ様でした。
そしてありがとうございます。
今作ではあまり隔世遺伝を意識して配合していないのですが、過去作品で重宝されていた配合なので、気になっていました。
ドステ様の思った以上に効果はなかったようですね。
検証方法の思いつき、検証結果の取りまとめ、いつもその的確さに驚いております。
2016の発売も着実に近づいておりますので、そちらも楽しみですね!
甚だ勝手ではございますが、記事の更新を楽しみにしております。
>チャムニーさん
温かいお言葉ありがとうございます。
思ったよりは隔世遺伝は効果が無かったですが、SP因子がある時には狙えますかね。
ぼちぼち更新して参りますし、2016でももちろん記事を更新して参りたいと考えておりますので、よろしければお付き合いください。
>まーぢゃんさん
三回も読み直していただいたんですね。
ブロガー冥利に尽きます。
ありがとうございます。
配合を考えるのって本当に楽しいですよね。
考えている時が一番楽しいかもしれません。
2016でもぼちぼち更新していきますので、よろしかったらご覧ください。