系統確立とニックス

※この記事には、訂正箇所があります。誤っている箇所に※訂正とありますので、ご注意ください。
私なりにウイニングポスト8に登場する配合理論と系統確立について、注意点も含めて記してみました。
※他攻略サイト様の記事と被ったり、情報の質・量で劣ると思いますので、より詳しく調べたい方は攻略サイト様をご覧ください。
※攻略サイト様に関しては、私が勝手にご紹介あるいは引用することは失礼に当たると思います。googleにて「ウイニングポスト8 攻略」または「ウイニングポスト7 攻略」で出てくるサイト様をご参照ください。
この記事では、系統確立と関連の深い、ニックスについて書いていきます。
特に、フォースニックスを成立させていく場合の、私なりの注意点を書いていきたいと思います。
●系統確立時に選ばれるニックス系統の条件
新たに子系統が確立しますと、その新子系統とニックスとなる既存の子系統が新たに設定されます。
以下、新子系統を新規子系統、そのニックス相手となる既存の子系統を新規ニックス相手と呼称します。
新規ニックス相手の選定には条件が主に2つあります。
①新規子系統が確立する以前に所属していた子系統のニックス相手から、ランダムに最大3つまで選ばれる。
②新規子系統に属する種牡馬の中で、特定の子系統の牝馬との間に2頭以上の重賞勝ち馬がいる場合、その特定の子系統が優先的に、最大3つまで新規ニックス相手に選ばれる。
といったものです。
まずは例を見ていきましょう。
次の画像は、私の1週目プレイ日記の中で確立したステイゴールド系のニックス相手です。
ステイゴールド系
ステイゴールド系ニックス相手
この中で、グレイソヴリン系、ノーザンテースト系、レイズアネイティヴ系に関しては、①の条件に当てはまっています。
確認してみましょう。
以下の画像は、ステイゴールドが元々属していたサンデーサイレンス系のニックス相手です。
サンデーサイレンス系
サンデーサイレンス系ニックス相手
グレイソヴリン系、ニジンスキー系、ノーザンテースト系、レイズアネイティヴ系となっていることが分かると思います。
これらの中から、グレイソヴリン系、ノーザンテースト系、レイズアネイティヴ系がランダムに3つ選ばれた、というのが①の条件です(最大3つ選ばれますが、必ず3つ選ばれる訳ではありません)。
次に、ステイゴールド系の残りのニックス相手、シリウスシンボリ系、ファイントップ系、ロイヤルチャージャー系については、②の条件で新規ニックス相手として選ばれました。
下の画像は、自家生産馬で、ロイヤルチャージャー系の牝馬を母に持つ、ステイゴールド産駒になります。
ステゴ系種牡馬例
こういった馬を、GⅢでも、GⅡでもいいので、重賞を一つ以上勝利させ、そして種牡馬入りさせます。
そうして種牡馬入りした馬が2頭以上いる状態で系統確立が起こると、新規ニックス相手にロイヤルチャージャー系が選ばれるということになります。
種牡馬入りさせる際には、自動的に種牡馬入りするのはもちろんO.K.、プレイヤーが一頭選ぶ、あの馬主強権発動でも問題ありません。
上記のようにして、プレイヤーが新規ニックス相手を操作することが、〆配合においてフォースニックスを狙う際の基本となります。
もちろん、元々ある子系統とそのニックス相手でフォースニックスを狙ってもいいのですが、活力源化因子や母父○といった配合理論を併用して〆配合で爆発力をより高めるためには、プレイヤーが新規ニックス相手を意図的に作り上げていく作業が必要かと思います。
●注意点
私が考える注意点は主に2点です。
1.新規ニックス相手条件②を満たせるのは、①と同じく3系統まで
2.新規ニックス相手となる系統に、ニックスの“空き”がなければならない
これらを忘れていると、大変な憂き目にあいますので、本当に注意してください。
まず、1.についてです。
新規ニックス相手になるのは、①、②それぞれの条件で3系統までと決まっています。
ですので、フォースニックスを狙う場合、(プレイヤーが意図するニックス相手が)1系統足りません。
さらに1系統を足さなければなりません。
私の1週目のプレイ日記では、ステイゴールド系を確立させた時点で、シリウスシンボリ系、ロイヤルチャージャー系、ファイントップ系は狙い通り、新規ニックス相手となりましたが、もう一つ、エルコン系もニックス相手としなければなりません。
これは、ステイゴールド系確立だけでは②の数制限(最大3つまで)に引っかかりますので、ステイゴールド系の確立とは別に、エルコン系をニックス相手にする手段を講じなければなりません。
私が推奨する方法は、次の2つです。
1)〆配合の繁殖牝馬となる馬の父、すなわち〆母父を〆父系の後に確立し、〆父系の繁殖牝馬との間から②の条件を満たしていく
2)〆配合の繁殖牝馬のボトムラインに連なる系統を、(4種類ではなく)3種類にする
それぞれの例を見ていきます。
1)は、1週目のプレイ日記で私が取った方法です。
つまりは、エルコン系の新規確立時の②の条件で、ステイゴールド系を選ばせてしまおうということです。
流れとして、ステイゴールド系が、〆父・オルフェーヴルの属する系統でしたので、先に、ステイゴールドと3系統のニックスを確定させます。
次に、〆母父となるエルコンドルパサーを確立させる際に、ステイゴールド系の牝馬との間から、②を満たす種牡馬を作っていきます。
こうしますと、エルコンドルパサー系が確立した時に、新規ニックス相手にステイゴールド系が選ばれます。
エルコンドルパサー系
エルコンドルパサー系ニックス相手
ステイゴールド系のニックス相手にもエルコンドルパサー系が選ばれますので、晴れてフォースニックスの準備が整うということになります。
ステイゴールド系2
ステイゴールド系2ニックス相手
次に、2)のやり方です。
これは、このブログ内のウイポ7 2013のプレイ日記の配合がその例となりますので、興味のある方はそちらもご参照ください。
たとえば、私の1週目プレイ日記のオルフェーヴルを〆父とする配合の場合、ニックス相手には代の若い方から順にエルコンドルパサー系、シリウスシンボリ系、ロイヤルチャージャー系、ファイントップ系と並んでいます。
配合例
一例として、これを、ファイントップ系、シリウスシンボリ系、ロイヤルチャージャー系、ファイントップ系といった並びに変更することで、一系統、新規ニックス相手を作る手間を省くという方法です。
配合例2
これでもフォースニックスはしっかり成立します。
このやり方であれば、最後にエルコン×ステゴ牝馬で重賞勝ち馬を2頭種牡馬入りさせる、という作業をする必要がありませんので、かなり簡単になります。
ただし、欠点がいくつかあります。
まず、牝系を構築する段階で、大抵の場合、インブリードが発生する点です。
次に、この手法ですと、確立させる子系統を1系統省くことができますが、裏返せば、その分の活力源化種牡馬因子や母父○が失われる可能性があります。
母父○を同時成立させようとすると、途中の牝系構築の段階で濃いインブリードが発生しやすくなります。
こういった点に注意する必要があると思います。
2.についてです。
どうやら、ウイポ8では、一つの子系統において、ニックス相手になる系統は7つまで、という制限があるようです。 ※訂正:従来通り、10系統まで大丈夫です。
ウイポ7までは、10系統まで大丈夫でした。
今作はニックス相手は、7系統まで、のようです。 ※訂正:従来通り、10系統まで大丈夫です。
制約が厳しくなりました。 ※訂正:私の全くの勘違いです。
具体的に見てみますと、例えば、ノーザンダンサー系というのは、その優秀さが故にすぐにニックス相手がカンストしてしまいます。
ノーザンダンサー系
ノーザンダンサー系ニックス相手
これ以上、ノーザンダンサーのニックス相手は、(この中のいずれかの子系統が滅亡しない限り)いくら活躍馬が種牡馬入りしたとしても変わりません。 ※訂正:上記の画像からさらに3つニックス相手を追加することができます。
ということは、牝系にうっかりノーザンダンサー系を起用してしまうと、プレイヤーが介入して新規系統を確立させ、ノーザンダンサー系との間で②を満たしたとしても、新規ニックス相手にノーザンダンサー系が選ばれないという事態になってしまいます。 ※訂正:特定子系統のニックス相手が10の上限に達している場合、この一文の説明が当てはまります。
当然、フォースニックスは不成立となってしまします。
他、ミスタープロスペクター系、ダンジグ系、サドラーズウェルズ系など、いわゆる“大手”の系統というのは、年代が降るに連れて、すぐにニックス相手も埋まっていきます。 
自然確立するし強い史実馬もたくさんいるのでつい頼りたくなりますが、これらの系統をニックス相手に組み込んでいく際には、細心の注意を払わなければならないと思います。
言い換えると、これらの史実“大手”系統を〆配合の牝系に組み込むのは、フォースニックス成立が危うくなる可能性が大いにあることを予め理解しておく必要があると思います。 ※訂正:10系統まで余裕があれば、十分可能ですが、10系統埋まってしまいそうな場合には、変わらずご注意ください。
また、最後に、大きな注意点があります。
それは、同じ親系統に属する子系統同士には、ニックス関係が成立しないということです。
例えば、ノーザンテースト系とニジンスキー系は、同じ親系統ノーザンダンサー系に属する子系統のため、ニックス関係が成立しません。
一方、元々同じ親系統に属していても、どちらか片方が別の親系統になれば、つまり親系統昇格すれば、ニックス関係にすることが可能になります。
たとえば、元々親系統ノーザンダンサー系に属するダンジグ系は、普通にプレイしていれば、ダンジグ系自身がいずれ親系統に昇格します。
そうなると、ダンジグ系と、ノーザンテースト系やニジンスキー系との間にニックス関係を成り立たせることができるようになります(やり方としては、ダンジグ系×ノーザンテースト系、ニジンスキー系の配合から活躍馬をたくさん出すことで、ニックス関係となります)。
〆配合を考える際に、この点を見落とすと、それまでの苦労が水泡に帰す場合があるので、気を付けてください。
●私的コメント
改めて書いてみると、私の説明が下手糞というのもあって、フォースニックスは面倒くさいですねw
ニックスの記事でも書きましたが、その分、成立した時の達成感は計り知れないものがありますが。
また、今作においては、ニックス相手の数制限が厳しくなり、7つまでとなったようです。 ※訂正:過去作と同じく10系統までです。
これは、子系統確立を無計画にやっていると、すぐに埋まってしまいかねない数だと思います。 ※訂正:10まで余裕があれば大丈夫です。
PS3・Vita版でネット対戦が実装されるということもあり、配合の難易度を調整したということなのでしょう。 ※訂正:そのような調整はされていないようです。
この変更で、上記の注意点の最後にも書いたように、史実の大種牡馬系統を牝系に組み込んでフォースニックスを成立させつつ爆発力を追い求めるのは、余程綿密に計画を練らない限り、かなりの難易度となったのではないでしょうか。 ※訂正:ニックス相手制限による難易度は過去作と変わりません。
気を付けなければならないですね。 ※訂正:私自身がより気を付けなければなりませんでした。大変申し訳ありませんでした。