ニックス成立条件
ようやく、画像を入れることができたので、新規子系統確立時のニックス関係相手選定条件についての検証結果記事です。
条件は、2016年スタート、難易度ノーマル、スペシャル種牡馬にサードステージ導入、そのサードステージを系統確立することで、ニックス相手の条件を探るというものでした。
そして、相手となる系統には、2016年スタートで次々と確立する、オーサムアゲイン系、ガリレオ系、ジャイアンツコーズウェイ系の三つとしました。
これは、それぞれ確立時に国内における直系繁殖牝馬の数が少なく、COMがサードステージを付けてしまってそこから活躍馬が出てしまう、というのをコントロールしやすいからです。
その他の系統からの活躍馬については、残念ながらコントロールできませんでした。
で、まずは本格的に確立作業を開始できた2018年時の繁殖牝馬のラインナップ。
ガリレオはこの画像当時には確立していませんが、勢力的には確立が確実と思われ、2018年末に子系統確立、しかも同時に親系統昇格するという、私も初めて目にする現象のおまけつきでした。
さらに上記の牝馬に、初年度海外セールで購入したガリレオ直仔の牝馬一頭を加え、サードステージを付けていきました。
各系統それぞれの使い方としては、オーサムアゲイン系からは牝馬のみをGⅢ1勝させ引退、牡馬は全て長期放牧~引退という使い方です。
ガリレオ系は、牡馬のみを通常通り活躍させ、牝馬は長期放牧~引退。
ジャイアンツコーズウェイ系は、牡馬、牝馬ともに長期放牧~引退、そして牡馬は馬主強権発動で種牡馬入りさせていく、というものです。
使い方を分けたのは、オーサムアゲイン系で重賞勝ち繁殖牝馬でもニックス相手選定の条件となるのかを確かめること、ガリレオ系は系統確立の主戦力として、そしてジャイアンツコーズウェイ系は、そもそも重賞勝ちがニックス相手選定の条件になるのか、はたまた数さえ揃えれば良いのか、ということを検証するためです。
で、時代は飛んで、サードステージ系は、2027年末に子系統確立を果たしました。
明け2028年初めの詳細です。
以下が直仔種牡馬たち。
次が繁殖牝馬たちです。
そして、肝心のニックス相手。
まず、ネヴァーベンド、ヘイルトゥリーズン、リファールについては、パーソロン系からの引き継ぎですが、サードステージからの直系しか残っていなかったため、サードステージ確立と同時にパーソロン系は滅亡。
ということで、2018年のパーソロン系ニックス相手を見てみると…。
3つの系統がニックス相手になっていました。
これでネヴァーベンド、ヘイルトゥリーズン、リファールの3系統は、引き継ぎということで説明が付きます。
次に、ガリレオ系は、これは直仔種牡馬の高額馬上位(ウインドバレーからオンナノグライスまでの7頭)は全てサードステージ×ガリレオ系ということなので、問題ありません。
そして、オーサムアゲイン系ですが、これは繁殖牝馬に7頭GⅢ1勝馬を送り込んだ結果、ニックス相手に選ばれたものと考えられます。
反対に、ジャイアンツコーズウェイ系は、種牡馬に5頭、繁殖牝馬に6頭(いずれも未勝利~1勝馬)送り込みましたが、選定されませんでした。
このことから、繁殖牝馬の現役時代成績もニックス相手選定条件に絡むが、重賞勝ちが必要である、と考えられます。
さらには、種牡馬も重賞勝ちでなければ、ニックス相手選定の条件には引っかからない、ということと思われます。
血統支配率には寄与しているのでしょうけれども。
最後に、もう一つのニックス相手となったストームキャット系についてが少々疑問でした。
直仔種牡馬に関しては、ガリレオ牝馬、ジャイアンツコーズウェイ牝馬からの種牡馬を除くと、COM馬になります。
この内訳が、画像上位から行くと、トーセンデピュティ5歳(×ブラッシンググルーム系、菊花賞、共同通信杯)、ノーモアティアーズ9歳(×ストームキャット系、日本ダービー)、トウカイアラート6歳(×サンデーサイレンス系、札幌記念、七夕賞)、マイネルアップル9歳(×サンデーサイレンス系、スプリングS、セントライト記念、共同通信杯、京都2歳S)、ミナガワタッチ11歳(×サンデーサイレンス、ダイヤモンドS)というものでした。
選ばれるとしたら、サンデーサイレンス系なのかなと思いきや、ストームキャット系が選ばれてしまいました。
また、繁殖牝馬の中にはストームキャット牝馬からの重賞勝ち馬はおらず(というかストームキャットからの繁殖牝馬すらいませんでした)、むしろサンデーサイレンス系からは重賞勝ちが2頭いたという状況で、やはりサンデーサイレンス系が優先されそうなものです。
2028年初めの時点で、サンデーサイレンス系のニックス相手は9系統であり、まだあと1系統は余分があるため、さらに謎…。
と思いきや、また2018年の状況を見返して、サンデーサイレンス系のニックス相手を見てみると、謎が解けました。
2018年の時点で、ニックス相手は9系統に上っており、この後、2020年にキングカメハメハ系が確立してニックス相手に選ばれ、10系統となってカンスト。
パーソロン系はサードステージ系確立と同時に滅亡しますが、その時点ではカンスト状態で変わらないため、ニックス関係にならなかったようです。
サンデーは上述の理由で除外され、残る候補は、直仔種牡馬に入っている、ブラッシンググルーム系、ストームキャット系のいずれかになります(繁殖牝馬には、リファール系、ノーザンダンサー系からの重賞勝ち牝馬がそれぞれ1頭ずつ、他は上記したサンデー系からが2頭、オーサムアゲイン系からが7頭でした)。
また、この時点で、別記事に私が記載した重賞勝利勝ち2頭以上という条件は破綻し、別に条件を満たす馬がいなければ、重賞勝ち1頭でも選ばれうる、ということになると思います。
ただし、それが、GⅡ、GⅢだけでも良いのかどうかは不明です。
少なくともGⅠ勝ちなら候補になりそうです。
ブラッシングルーム系からのトーセンデピュティ5歳の重賞勝利は、菊花賞(GⅠ)と共同通信杯(GⅢ)の2つ。
ストームキャット系からのノーモアティアーズ9歳の重賞勝利は、日本ダービー(GⅠ)のみ。
もちろん、ブラッシンググルーム系、ストームキャット系ともにニックス相手は全て埋まっていません。
なので、この条件でストームキャット系が選ばれたということは、重賞勝利種牡馬の数が同じ場合は、①獲得重賞の最上位のものを比較して(あるいは重賞毎に数値が決まっていてその合算で)格が高い方が優先される(今回は日本ダービー>菊花賞(+共同通信杯?))、あるいは、②同じ格(今回はGⅠ)の重賞勝ちであれば、先に繁殖入りした方が優先される、いずれかの条件が重要なのかなと思います。
結論としては、少なくとも、ニックス相手にしたい系統の繁殖牝馬から種牡馬を輩出する時には、COM馬も意外と頑張る2015においては、GⅠ勝ちを数頭は用意した方が無難そうですね。
それから気を付けないといけないのは、繁殖牝馬に重賞馬が多くても、候補として強力になり、活躍馬が複数いれば、少なくともGⅠ勝ち種牡馬1頭よりは選定条件が優位になるので、その点に注意でしょう(少なくとも繁殖牝馬GⅢ勝ち7頭>種牡馬GⅠ勝ち1頭)。
どれくらい種牡馬の方が繁殖牝馬よりもプライオリティがあるのか分かりませんが、これまでのプレイ経験上、重賞勝ち種牡馬を複数頭繁殖入りさせて、他系統から生まれた繁殖牝馬も多数繁殖入りさせていった場合でも、種牡馬の母父系がニックス相手として優先された記憶がありますので、同条件なら種牡馬1頭>繁殖牝馬1頭なのは間違いないと思います。
もしかしたら、以前コメントで教えていただいたように、種牡馬3ポイント、牝馬2ポイント、という感じなのかもしれませんし、もっと数値が違うのかもしれませんし、GⅡ以下勝ちとGⅠ勝ちでも違うのかもしれませんし、さらに表彰などが加わると重み付けが付くのかもしれませんし、そこら辺の細かい数値は分かりません。
もし分かる方がいらっしゃったら教えていただきたいです。
とりあえず、フォースニックスなどを失敗しないためには、効率重視で最低限の繁殖入りでニックス相手選定条件をクリアするというようなプランニングをあまりしないようにして、とにかく狙っている系統の繁殖牝馬から活躍馬を牡牝問わず沢山出す、というのが無難かと思います。
ディスカッション
コメント一覧
引っ越しと検証お疲れ様でした^ ^
ニックスはさらに複雑怪奇ですね(・_・;
牝馬には牝馬限定重賞もありますし!
ですが、種牡馬狙いがやはりわかりやすくやり易い印象を受けました!
>ステイヤー大好きさん
ありがとうございます。
ニックスは、ニックス相手に選びたい系統とだけ付けておけば良いということだと思いますw
確立は早めようとして浮気しちゃうとアレということがありそうです。