爆発力0だとSPはどうなるのか?

この記事は、爆発力0の配合から生まれる産駒のSPを調べた検証記事となります。

 

なお、検証にはPC版で閲覧ツールを用いて行っており、こうしたツール類を使うことに抵抗のある方はご覧になられないことをお勧めします。

 

 

【目的】

この検証前まで、産駒のSPは、両親のSP値合計の1/3が基本値となり、そこに仔だし値と爆発力の値が加味され、最終的には乱数も加わって決まるというのが私の認識でした。

 

例えば、父のSP値が75、母のSP値が70の場合、(75+70)/3=48.33が基本値となり、この基本値に仔だしと爆発力が影響します。

 

仔だしと爆発力の影響の具体的な内容については不明ですが、攻略サイト様を参照すると、仔だしに関してはほぼ不明であり(高ければ良いということは明らかでしょうが)、爆発力についても一貫した見解はありません。

 

私個人としては、例えば爆発力10であれば、ランダムで0~9の間で加算値が決まる、という見解がプレイしている時の感覚に合致するように思います。

 

ということで、今回の検証の目的は、主に仔だしと爆発力の影響を、爆発力0の配合なら産駒のSPがどうなるのかという観点から検証したもの、というのが趣旨です。

 

 

【ケース1.爆発力0+両親の仔だし値合計10以上】

手始めに、手元にあったデータの繁殖牝馬で爆発力0の配合(アウトブリード)ができるケースを検証しました。

 

父と母の組み合わせは以下の通りです。

 

①ダイタクチカラ×イットー(仔だし値合計14、SP基本値44)

②シーホーク×ブロケード(仔だし値合計11、SP基本値45)

 

これらについて、それぞれ4回ずつ生産しました。

 

以下が結果です。

 

①64、50、48、56

②56、49、61、46

 

この段階で意外だったのは、爆発力0であっても、SP基本値からかなり上の値のSPが出るということです(①の64や②の61など)。

 

この結果から、仔だし値がSP値に与える影響もやはり大きいものと推測されました。

 

そこで、次は仔だし値を出来る限り制限した配合を試してみました。

 

 

【ケース2.爆発力0+両親の仔だし値合計4】

使う牝馬を史実スタート時の状況から総検索し、次の牝馬を抜擢しました。

 

 

血脈活性化配合をする気がゼロですw

 

種牡馬因子や能力因子、さらには系統特性や牝系もほぼ壊滅状態であり、様々な種牡馬と爆発力が稼ぎにくい血統構成です。

 

で、こちらの牝馬とゴールドイーグルを配合。

 

 

恐らく初心者の方でもしないようなゲーム内屈指のダメダメ配合でしょうw

 

しかし今回の検証には最もふさわしい配合です。

 

と、前置きはこれくらいにして、結果です(10回生産、ゴールドイーグル引退後は同じ仔だし値1、SP基本値となる種牡馬を使用)。

 

ゴールドイーグル×ポットペール(仔だし値合計4、SP基本値39)

47、47、47、46、46、47、46、47、47、46(最大値47、平均値46.6)

 

まず、SPの最低値は恐らく45です。

 

これは私が過去行ってきた幾度もの爆発力の検証においても、45が最低値だろうなと結果から考えていたので、今回の検証も含め、妥当かと思います。

 

少し話が脱線しますが、となると、両親のSP合計値が産駒に与える影響の幅は、最低値である45から最高値である50(両親がともにSP75であると50になる)の幅しかないと考えられます。

 

しかし、基本値が低い/高い方が産駒全体のSP平均値が低く/高くなる傾向も感じており、基本値が何らかの係数計算に関与している可能性もあると思っています。

 

いずれにせよ、高い方が良いに越したことがないのは間違いありません。

 

話を元に戻して、その基本値に、仔だし値しか影響するものはないところで、このケース2では46か47という値しか出てきませんでした。

 

両親の仔だし合計値が4と最低クラスなので、このレベルになると、SPに与える影響も相当に小さくなる、ということが分かります。

 

逆に言うと、仔だしが高ければ、爆発力0であってもそれなりのSP値の産駒が産まれてくる可能性がありそうです。

 

ということで次のケースです。

 

 

【ケース3.爆発力0+両親の仔だし値13】

ケース2の結果を受けてのケース1とほぼ同内容の再検証となるケースです。

 

先程のポットペールに仔だし値10のミルジョージを配合して10回生産しました。

 

ミルジョージ×ポットペール(仔だし値合計13、SP基本値40.33)

55、57、48、54、47、47、51、53、49、55(最大値57、平均値51.6)

 

やはり最大値も平均値も大幅に向上しました。

 

よって、仔だし値は産駒のSP値の最大値にも平均値にも大きく影響する、と考えて良さそうです。

 

では、ここにSP因子が加わった場合はどうなるでしょうか。

 

 

【ケース4.爆発力0+両親の仔だし値13+SP因子大活性】

今度は、ポットペールとトウショウボーイを配合しました。

 

トウショウボーイは仔だしが10の上、SP因子大活性が確定です。

 

トウショウボーイ×ポットペール(仔だし値合計13、SP基本値41、SP因子大活性確定)

54、61、49、55、47、47、48、55、58、56(最大値61、平均値53)

 

最大値と平均値ともに向上しました。

 

ただ、仔だし値の影響に比べると、SP因子大活性であっても影響力は限定的と言えそうです。

 

種牡馬の仔だし値が1から10と大きく向上する方が、SP因子があるかどうかよりも重要と言えるでしょう。

 

最後に、少し爆発力が加算される配合も試してみました。

 

 

【ケース5.爆発力6+両親の仔だし値13+SP因子小活性】

ポットペールとノーザンテーストを配合しました。

 

この配合では爆発力が6発生、かつSP因子も小活性します。

 

ノーザンテースト×ポットペール(仔だし値合計13、SP基本値41、SP因子小活性)

60、62、48、55、48、53、55、59、51、57(最大値62、平均値54.8)

 

ケース4から最大値と平均値がさらに向上しました。

 

仔だし値が変わらず、SP因子が小活性と弱体化したにも関わらず、最大値と平均値が向上したということは、爆発力の影響を当然ですが考えてよいと思います。

 

しかし、その上がり幅からして、爆発力よりも仔だし値の方が特にアベレージへの影響力としては強そうです。

 

 

【結論】

爆発力が0で仔だし値が低いと、非常に苦しい配合となります。

 

恐らく、両親のSP値が高くても、爆発力、仔だし両方が低いと、相当厳しい配合になると思われます。

 

一方で、爆発力が0であっても、仔だし値が高ければ、低レベルではありますがそれなりのSP値が出てくる可能性が生まれます。

 

よって、対戦などを考慮しない配合における重要性は、仔だし値>爆発力>両親の能力、と考えて良いのではないかと思います。

 

対戦を想定した場合には、当然ですが仔だし値、爆発力、両親の能力が全て高い方が有利と考えられます。

 

そして、爆発力については大体40くらいで頭打ちというのは、別記事で検証している通りです。

 

【参考】なぜ爆発力40以上で良いのか ー爆発力検証まとめー

 

合わせて上記の記事もご参照ください。

 

この記事は以上です。

諸々検証記事

Posted by dosute