ウイニングポスト9 2022 1976お勧め繁殖牝馬~国内編~

2022年4月18日

この記事では、ウイニングポスト9 2022の1976年スタート時の初期国内繁殖牝馬、海外セール馬、年末輸入牝馬について、お勧めの牝馬を紹介しています。

※なお、これらの馬を使っても必ず強い馬が生産できるわけではありません。

※年末の海外輸入牝馬についてはランダム性があるので、必ずしも登場するとは限りません。

※この記事の最後に【良質な繁殖牝馬の見分け方】と【配合する種牡馬の選定方法】についても付記してありますので、そちらも合わせてご覧ください。

 

【国内繋養繁殖牝馬】

☆アテナ

★スペシャル繁殖牝馬。国内に繋養されているパーソロン牝馬は多く、それらで代替できるものの、若干優れた仔だしを誇る。そのため、パーソロン系を組み込みたい場合には重宝するだろう。地味に芝・ダート両方ともこなせるのがこの時期の繁殖としては便利で優秀。

 

☆イットー

★シリーズお馴染みの史実繁殖牝馬。史実馬ハギノトップレディやハギノカムイオーらの母にあたる「華麗なる一族」。能力は折り紙付き、仔だしも高い上に真疾風配合まで成立可能という、ゲーム開始初期において存在感を放つ。根性因子持ち、両親ともにSP系統持ちという血統面での特徴も持っており、購入して損はない一頭。種牡馬因子が少ないのが玉に瑕か。

 

☆オーハヤブサ

★今作ではモンテオーカンと双璧を成すヒンドスタン直仔牝馬。高齢であるのがネックだが、能力面と仔だし、さらにスタミナ因子大活性しやすい血統面と初期の繁殖としては申し分ない。余裕があれば、モンテオーカンとダブルヒンドスタン牝馬でガッツリステイヤーを生産していくのも面白いだろう。

 

☆オドリコ

★今作では従来作からお馴染みのクレージーキルツに加えて、このオドリコも大種牡馬・ノーザンダンサー直仔牝馬として加わった。能力的にも仔だし的にもクレージーキルツとどっこいどっこい。こちらの方が短距離適性が高いので、その辺りはお好みで。いずれにしても、ノーザンダンサーの血を自牧場牝系に取り込むという血統的な価値を見込んでの活用になるだろう。

 

☆オルヴィダダ

★貴重なリボー直仔の牝馬。ST因子が活性しやすく、ステイヤーを生産しやすい。また、両親ともにST系統であり、ST昇華配合の礎としても優秀。能力面や仔だしはまずまずといったところ。趣向があったり余裕があれば。

 

☆クイーンズネヴァーベンド

★今作では複数のネヴァーベンド牝馬が初期から国内に存在する。この馬は母系にギャラントマンの血が入っており、仔だしもそこそこ優秀である。距離適性の見た目以上にギャラントマンの血が活きることで中距離くらいまでカバーする産駒が生まれそうである。

 

☆グリセッタ

★貴重なグレイソヴリン直仔にして、母系にロックフェラの血も入っている、非常に血統的な価値が高い一頭。能力面はお察しだが、仔だしもそこそこであり、かまど馬としては優秀である。高齢であるのが難点。

 

☆シリネラ

★今作の開始時に存在するフォルティノ直仔はどの馬も五十歩百歩な感はあるが、この馬はやや仔だしが良いように思われ、半歩くらいリードしているのではないだろうかw フォルティノは1976年スタートなら自家生産でも牝馬を生産していけるのでガツガツする必要はないだろう。そのため、余裕があれば、という感じでこの馬も選択肢に入れてもいいだろう。

 

☆シル

★今作の目玉の一つ(?)であるマルゼンスキーの母。自身の仔だしも中々であるが、やはり狙いたいのはマルゼンスキーの全きょうだいを生産しての全きょうだいインブリードだろう。シルは馬齢も若く、そのチャンスは十二分に作れる。

 

☆スターロッチ

★スペシャル繫殖牝馬。日本競馬史に燦然と輝くスターロッチ牝系の祖。能力は折り紙付き、高齢ということもあってか、やや自身の仔だしは一息感もあるものの、フェアウェイの名前を次代へ残せたり、当然ながら産駒には名繁殖牝馬が多数いるなど、スターロッチ牝系を大活躍させたい場合にはマストの導入となるだろう。

 

☆スノーカッブ

★若返ったスノーカッブさんである。大種牡馬である父・トムフールは1976年スタートでもすぐに引退してしまう。貴重なトムフール直仔としての価値は、従来作と少しも変わりがない。仔だしもそこそこであり、なんといっても馬齢が若いため、この後いくらでも仔だしを上げられるのがミソ。トムフールの血を活かして、次代以降も血脈活性化配合がしやすくなるのが痒いところに手が届く感じである。

 

☆スファグナム

★今作はモスボロー直仔牝馬が2頭存在し、この馬ともう一頭が従来作にも登場していたケンスター。どちらも仔だしは一息ながら、スファグナムの方がSP因子が活性化しやすく、よりお勧めできる。ネアルコ、モスボローの名前を血統表に残したい人は必携の一頭である。なお、今作からネアルコに大種牡馬因子が付与されたため、よりモスボローの価値が高まっている。

 

☆タケユタカ

★毎度おなじみのネタ枠珍名馬かと思いきや結構ガチという初心者ご用達(?)の繁殖牝馬。馬名にまどわされてはいけず、仔だしは中々良い。牧場(とプレイ)に笑みが欲しければ購入しておくべきであろう。

 

☆トウメイ

★1971年に牝馬として初めて年度代表馬に選出された名馬。女傑に相応しい序盤としては破格の能力を誇る。仔だしもよく、SP因子が活性化しやすい血統面の後押しもあり、超大物も輩出可能である。購入しておいて損はないだろう。

 

☆ハーバーソロン

★シリーズお馴染みのパーソロン直仔牝馬。なんといっても母系にヒンドスタンが入っているのが血統的な価値の高さにつながっている。仔だしもそこそこであり、次代へつなげる配合に活用したい。

 

☆パロクサイド

★現代の社台グループ牝系の礎ともいえる、シャダイフェザーの母。その牝系は有名なところではエアグルーヴなどへとつながっていく。パロクサイド自身も仔だしが非常によく、気性難因子が活性化しやすいものの、同時にSP因子も活性化しやすく、高齢ながら強力な産駒も期待できる。さらに1976年末にはネヴァーセイダイが系統確立し、パワーアップするのも特筆できる。

 

☆マジックゴディス

★貴重なレッドゴッド直仔牝馬。仔だしはそこそこであるが、SP因子が活性化しやすく、配合次第では大物も狙えるだろう。ただし、自身の気性が激な上に気性難因子も活性化しやすいため、その点には注意が必要である。荒ぶるサラブレッドを生産したい方はどうぞ。

 

☆マッチレスネイティヴ

★この馬もシリーズお馴染みの一頭であるが、今作からターントゥが親系統化したことにより、さらに強化された。かまど馬としても非常に優秀であるし、配合次第でこの馬自身からも超大物が期待できる。購入しておいて間違いのない一頭である。

 

☆マリーンカスケード

★テスコボーイ直仔の牝馬には優秀な繁殖牝馬が多い上、今作では自家生産する方がさらに優秀な牝馬を得やすいかもしれない。その中で考えると、マリーンカスケードは母系にヒンドスタンをすでに持っており、血統面だけで考えればこの馬を活用するのが牝系作りには便利だろう。仔だしもまずまず。

 

☆メディーヴァルクイーン

★貴重なエルバジェ直仔牝馬であり、さらに母系にボールドルーラーも持っているという、非常に血統的な価値の高い牝馬。仔だしは一息だが、血統的な価値を見込んで次代へつなぐ意図で購入するのが常道。

 

☆モンテオーカン

★みんな大好きモンテオーカンさんである。若い。史実馬モンテプリンスの母としても有名である。自家生産で優秀な産駒を多数輩出できる可能性があるため、とにかく買ってみな。飛ぶぞ。

 

☆ルーラースミストレス

★従来作のボールドルーラー直仔牝馬は血統的な価値が高いものの、仔だしは一息であった。このルーラースミストレスは、そんなボールドルーラー直仔牝馬のうっ憤を晴らす(?)べく、SP因子が連なっており、自身から大物を多数輩出することも十分可能となった。さらにボールドルーラー系がSP系統化し、両親がSP系統となってSP昇華配合の礎としても有用と、中々魅力的な一頭となっている。

 

☆ロイヤルサッシュ

★この馬も社台グループの礎を築いた一頭で、サッカーボーイやステイゴールドを輩出する牝系の祖である。自身も仔だしが高い上、パロクサイドよりも馬齢が若いため、長期に渡る活躍が見込める。SP因子を所持しており、SP因子大活性が確定的なのも非常に大きい。史実馬生産や血統構築などあらゆる面において有用なため、ぜひとも自牧場に導入しておきたい一頭である。ただし、直仔のダイナサッシュのロストには気を付けよう。

 

☆ロイヤルホイッスラー

★やや変わり種で、ロイヤルチャージャーの因子を活用したいマニアックな人向け。ザボス系なのもマニアックポイント。実用性としてもSP因子が大活性しやすいため、十分期待できる。仔だしはそこそこ。

 

【海外セール幼駒牝馬】

☆ヴィレッジビューティ75

★ロベルトは未確立であるし、血統的にも海外セール馬としては若干見劣りするが、特筆すべきはその仔だしである。暴力的な仔だしを誇るため、所有してしっかりとサブパラを成長させれば、獅子奮迅の活躍を見せてくれるだろう。さらにロベルト系を確立させれば、鬼に金棒、うまい棒である。

 

☆スパークリング75

★今作、割とレイズアネイティヴ牝馬の優遇が凄いのだが、この馬はマッチレスネイティヴを上回る仔だしと能力を誇る。お金に余裕があれば購入しておくべき一頭。

 

☆ダンスーズボディ75

★仔だしは低く、能力面も貧弱である。しかし、トムフールを母父に持ち、さらに母母にはサムシングロイヤル(サーゲイロード、セクレタリアトの母)持ちという名血。アイスカペイドを確立させる計画があれば、たちまち名繁殖牝馬として覚醒する未来も描ける。

 

☆バイオエクスポ75

★米国三冠馬セクレタリアトを父に持ち、さらに3代前には綺羅星の如く名種牡馬や名牝が居並ぶこれまた名血の一頭。セクレタリアトを系統確立させれば、凄まじい活躍を見せてくれるだろう。

 

☆ファニーシークエンス75

★買え。以上。・・・一応ちょっと言及するとw、仔だしが凄い。血統面でもヘイルトゥリーズンやリボーといった名種牡馬因子を次代へつなげられる構成であり、特にこだわりが無ければ購入して然るべき牝馬である。

 

☆フォアシアー75

★今作では父ヴェイグリーノーブルと母父ラウンドテーブルともに十分系統確立が可能であり、両頭を確立させる計画ならば、主軸になることができるだろう。母フォアシアーは名種牡馬カーリアンの母でもある名血。

 

☆フォーリンパーシヴ75

★能力面で優秀で、仔だしもかなり高い。現代競馬でも影響力を与えているインリアリティの血を活かしていくなら、購入を検討してみるのも一興。

 

☆ホビー75

★仔だしがよく、能力面もまずます。さらに年末にネヴァーセイダイがすぐに系統確立することで有用性が増す。気性難の産駒が出やすいのが欠点だが、逆に逃げ馬王国を作りたいなら採用すると捗るだろう。

 

☆マーキングタイム75

★血統面はやや地味だが、仔だしはまずまず良い。父サーアイヴァーは前作までは屈指の確立難易度を誇ったが、今作では十分確立する時間的な余裕があり難易度が大幅に下がった。サーアイヴァーを確立できれば、大活躍が可能なポテンシャルを秘める。

 

☆ミッドナイトスワーヴ75

★仔だしはそこそこであるが、血統に大種牡馬が散りばめられた、可能性の塊。父セントパディの確立に成功できるなら、まさに世界屈指の名牝になる素質を秘める。余裕があれば購入してみると面白い。

 

【年末輸入繁殖牝馬】

☆ジャボットゲッター

★1976年末に輸入される可能性がある。リファール直仔であり、リファールが系統確立することで化ける。仔だしはそこそこだが馬齢が非常に若いが故に、この後のプレイ次第で強力な牝馬へと生まれ変わる可能性がある。パワー因子が大活性しやすいのが大きく作用し、産駒の成績も安定することだろう。

 

☆ピクチャースター

★1976年末に輸入される可能性がある。レイズアネイティヴ直仔であり、マッチレスネイティヴのような運用が可能。仔だしがかなり高く、馬齢も若いため、自牧場の基幹牝馬になり得る一頭。見かけたら購入しておいて損はない。

 

【良質な繁殖牝馬の見分け方】

1.父が能力因子を二つ持っている。能力因子とは、SP(スピード)、ST(スタミナ)、パワー、柔軟性、勝負根性、瞬発力、である。次点で能力因子とそれ以外の因子(早熟、晩成、気性難)の組み合わせでも可とする。

2.血統内に種牡馬因子(名種牡馬因子=銀色、大種牡馬因子=金色)、能力因子がなるべく沢山ある馬を選ぶ。種牡馬因子があるほど爆発力が上がりやすい。能力因子があるほど因子活性が起こりやすい。要は強い馬を誕生させやすい。

3.父が種牡馬因子を持っている馬。父が持つ能力因子の数に応じて母父◎or〇となり、どの種牡馬と配合しても爆発力がアップするためかなり有利である。

【配合する種牡馬の選定方法】

1.基本的にはアウトブリードで、インブリードは血脈活性化インブリードを狙おう。危険度が3以上だと何か特別な目的がない限りは止めておいた方が無難。

2.配合評価や爆発力も重要だが、仔だしの高い種牡馬から強い馬が誕生する確率が圧倒的に高い。仔だしの高い種牡馬を配合することがとても大切である。仔だしの高い史実種牡馬はある程度決まっている。リアルで活躍馬を多く輩出している史実種牡馬は、ゲーム内でも総じて優秀であるので、時間があれば調べてみると、大体仔だしを予測できる(ゲーム内で系統確立する史実種牡馬は分かりやすい上に仔だしが非常に高いのでチェックしよう)。また、自身の持つ能力因子が二つの史実種牡馬は仔だしが一定以上ある可能性が高い。

3.以上を踏まえながら、爆発力→配合評価の順にソートし、なるべく全ての要素が高い馬を選ぼう。同じくらいの配合評価や爆発力なら、仔だしの高い種牡馬を選んだ方が良い。というか、仔だしの高い種牡馬から候補を選び、配合評価と爆発力のバランスで決めるのが最も効率が良いが、仔だしはマスクパラメータでゲーム内では確認できない。そういうことで、仔だしというソートはないので、上記のようなソートが早いだろう。また、牧場長のお勧めらしい青色となっている種牡馬は強い馬を出しやすい状態になっているので、積極的に種付けしたい。